奥の横道 の商品レビュー
まず、南伸坊氏装丁表紙がいい。赤瀬川源平氏の写真と味わい深い文章でできている。身近なこと、ものから旅で出会ったもろもろが307点にわたって、写真と軽やかな文章で描かれている。 とにかく写真が楽しい。路上観察の達人だから、よくこんな場面が撮れたな、と感心ばかり。当たり前の場所でこん...
まず、南伸坊氏装丁表紙がいい。赤瀬川源平氏の写真と味わい深い文章でできている。身近なこと、ものから旅で出会ったもろもろが307点にわたって、写真と軽やかな文章で描かれている。 とにかく写真が楽しい。路上観察の達人だから、よくこんな場面が撮れたな、と感心ばかり。当たり前の場所でこんなシーンがどうして撮れるのだろう、と思う。インスタグラムをしていて、できれば、路上観察の人たちの取り上げそうな、場面を、と狙っているのだが、ぜんぜん撮れていない。 ものの見方について、いろいろ考えさせられた。
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日経新聞の夕刊か何かのコラムをまとめたもの。 著者の名前も、出世作となった作品も知らないけど、こんなふうにちょっと本業と違うところでコラムをかけるようになるってのは羨ましいなぁと思う。 中身については特に印象はなく、コラムに過ぎない。
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旅の脇道に拾う時間や味わい深い光。ついでの旅の哲人・赤瀬川原平の無意識過剰のフォトエッセイ。『日本経済新聞』連載の単行本化。
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