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メディアの権力(1) の商品レビュー

4.7

4件のお客様レビュー

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2016/12/12
  • ネタバレ

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1999年(底本1983年。原本1979年)刊。 著者はピューリッツァ賞受賞歴ある元ニューヨーク・タイムズ記者。  米国の近代メディア形成に関し、概ね時代毎に分けながら幾つかの代表的メディアとそこで取材・報道に勤しむジャーナリストの行動を具体的に取り上げて解説する。全4巻中の第1巻。  取り上げられる報道機関は、CBS、ロサンジェルス・タイムズ、タイム、ワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズ。  1巻は、19C後半の新聞報道の黎明期からになるが、ラジオの普及する第二次世界大戦の戦中と戦後直後が主に叙述される。メディアの大型化・大企業化の過程と、ラジオ登場による政治のメディア利用の変質が主テーマか。

Posted byブクログ

2016/10/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今もなお、重い警句を多く含んだ良質なノンフィクションの傑作。 「放送というのは奇妙な職業だ。石鹸を大量に売りさばくために有効な方法が、公共の目的に使える手段として同じような力を秘めている。放送は両者の間を揺れ動き、その両面性から解放されることがない。」p.91

Posted byブクログ

2011/03/13

"メディアと権力" 全4冊読破しました。 圧巻は、やはり4巻目、ベトナム報道ですね。 ベスト&ブライテストの作者ですし....

Posted byブクログ

2009/10/04

メディアと政治、報道の自由と政治の介入など第4の権力といわれるメディアの裏側を元ニューヨークタイムズ記者でピューリッツァー賞受賞のハルバースタムが斬る。 ノンフィクション大作です。興味深いので是非読んでいただきたいです。

Posted byブクログ