噺家カミサン繁盛記 の商品レビュー

郡山和世(著者)

2022/08/07

旦那の話芸に負けず劣らず達者な文才によるおかみさんと不肖の弟子たちのドタバタ喜劇。後に真打ちになった彼ら（三三を除き）のことはよく知らないし、時折りはさまれる小三治の裏話の方が面白いのだが、九人を数える弟子が別冊太陽に寄稿した文章と写真のおかげで良い読後感になりました。

2018/02/21

FM放送でよく拝聴した小三治さんの奥様のエッセイ。
イメージとは違っていた噺家の内側の世界。
現代では、そんな風になってるんだね。

弟子にくるのも現代っ子。

面白おかしい噺家のウチ。

2011/05/15

この本を読んで、師匠と弟子よりオカミサンと弟子の方が濃厚なんじゃないだろうか、という想像は間違っていないことがわかった。我家にも弟子みたいのがうろちょろすることがあるので、同情＆戦慄。

2009/10/07

弟子との日々や柳家小三治さんとのなれそめなどを綴ったエッセイ。悪口めいたことや苦言が書いてあっても潔いのですごくスッキリ気持ちよく読めます。面白かったです。