吉増剛造詩集 の商品レビュー
詩にあまり触れてこなかったので、最初はハードルが高かった吉増剛造詩集。過去、現代、洋の東西問わず、いろんな詩に触れつつ、時々、ひも解いてきたことで、気になる詩、好きな詩にも出会えた。「アドレナリン」「野良犬」「リズムの魔に吹かれて」「疾走詩篇」「頭脳の塔」「王國」などなど。とても...
詩にあまり触れてこなかったので、最初はハードルが高かった吉増剛造詩集。過去、現代、洋の東西問わず、いろんな詩に触れつつ、時々、ひも解いてきたことで、気になる詩、好きな詩にも出会えた。「アドレナリン」「野良犬」「リズムの魔に吹かれて」「疾走詩篇」「頭脳の塔」「王國」などなど。とてもよかった
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60年代の日本全体が熱い時代、若者文化やサブカルチャーが熱狂的に変化しつつある時代に書かれた詩の作品集。 意図的に編集されているので、全体でよく考えられた一つの作品になっている。 ところで、優れた作品を読んだり見たりすることは、こちら側の人間にも能動的に関わることを要求するーー...
60年代の日本全体が熱い時代、若者文化やサブカルチャーが熱狂的に変化しつつある時代に書かれた詩の作品集。 意図的に編集されているので、全体でよく考えられた一つの作品になっている。 ところで、優れた作品を読んだり見たりすることは、こちら側の人間にも能動的に関わることを要求するーーたとえ拒否するにせよーーもので、この作者の溢れ出すエネルギー・情熱を受け止めるには、時代の背景や、個人的な思い入れを必要とすると思う。 見もふたもない言い方をすると、今の私にはエネルギー不足で消化しきれんとです。 もう少し若い人が読んだら、本当に良い本だと思う。
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一章 頭脳の塔 ものすごくエネルギーにあふれていて、でもどうしていいかわからないような、もがき苦しんでいる様子。そしてもがけばもがくほど、己を傷つけさらに苦しむ。それを読む私も苦しい。
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【献本+招待券プレゼント】"GOZO"読んで美術館へ行こう!2016年6月7日-8月7日東京国立近代美術館『声ノマ 全身詩人、吉増剛造展』豪華献本+招待券15名様プレゼント!【2016年5月30日まで】 http://info.booklog.jp/?eid=...
【献本+招待券プレゼント】"GOZO"読んで美術館へ行こう!2016年6月7日-8月7日東京国立近代美術館『声ノマ 全身詩人、吉増剛造展』豪華献本+招待券15名様プレゼント!【2016年5月30日まで】 http://info.booklog.jp/?eid=904 時代が最も大きく折れ曲がった60年代に登場し、「ぼくの眼は千の黒点に裂けてしまえ」と、鮮血のように熱く孤独な詩的シーンを疾走する詩人・吉増剛造。存在そのもの、行為そのもの、想いそのものが鮮烈な言語の体験となり、日本語のあらゆる要素を駆使することで、無限なる詩的宇宙を組み立てる。さまざまな都市や原野を移動し、ジャンルや境界を越える詩人の代表的な青春詩篇を集め、さらに写真作品やオブジェも紹介する。
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キリンジの「ニュータウン」って曲が、吉増剛造の「野良犬」って詩に似てるって聞いたから古本屋で探して買った。詩の内容は、似てなかったけど堀込高樹氏はこの本読んで作詞したのかもって〜。なんか、好きなミュージシャンが読んだ本を読んで、自分も同じ世界観に浸るのって、いいよね。吉増剛造の世...
キリンジの「ニュータウン」って曲が、吉増剛造の「野良犬」って詩に似てるって聞いたから古本屋で探して買った。詩の内容は、似てなかったけど堀込高樹氏はこの本読んで作詞したのかもって〜。なんか、好きなミュージシャンが読んだ本を読んで、自分も同じ世界観に浸るのって、いいよね。吉増剛造の世界観には浸ることできなかったけど・・・ヨシゾウタケゾウで覚えたけど、ヨシマスゴウゾウだったのね。
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初期の感情と思考の生々しい吐露から、言語の実験場としての詩の前衛性を推し進めていく過程が面白い。構成もだんだんタイポグラフィカルになって行く。
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