魔王の腕の中で の商品レビュー
魔王の扉が、これの続編です。 なので逆から読むと、ちょっと奇妙。 樓主は正直にいうと、これを先に読んでいたら、もしかしたら雨宮雨彦にはまらなかったかも。 今まで読んだ中で、彼唯一の女性視点一人称。アレにやられたわけですから。 内容 僕は魔王の子ルスス。悪魔...
魔王の扉が、これの続編です。 なので逆から読むと、ちょっと奇妙。 樓主は正直にいうと、これを先に読んでいたら、もしかしたら雨宮雨彦にはまらなかったかも。 今まで読んだ中で、彼唯一の女性視点一人称。アレにやられたわけですから。 内容 僕は魔王の子ルスス。悪魔達は扉の開く日、地獄と人間界が混ざる日を夢見ている。 母である魔王は僕を一人で生んだ(作った) それは、愛人にするため。そして、飽きたら食べてしまうために。 僕はそれを嫌がっているけれど、その日を心待ちにもしている・・・・・・・。 という。「魔王の扉」だと、もう少し魔王は僕ルススと対等みたいなのですが。 気になったら、取り寄せなさい(微笑) この人のはまず本屋に置いてないから。 樓主が新聞で、広告見て。『魔王の扉』を確か紀伊国屋で探し出せて買えたのって、一種の奇蹟ですもの。そこですら、一冊しか置いてなかった。 樓主はこの人に関して一ついえます。 作者の内面を深読みしてはいけません。貴方(貴女)がこの人の作品が好きだと思ったとき、自己の内面もまた、そこに合致しているはずだから。 この寂しさに共感するのは、辛いかもしれないです
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