デザイナーは喧嘩師であれ の商品レビュー
2024.09.03 大阪万博を巡る山本理顕と藤本壮介のシラス対談にて、質問者の方がこの本を読んで山本理顕の姿勢への賛同を示していたのを見て、すぐに購入してみた。 恥ずかしながら、川崎和男氏のことはこの本で初めて知った。 デザイナーは喧嘩ができないといけない。喧嘩は最終的には華を...
2024.09.03 大阪万博を巡る山本理顕と藤本壮介のシラス対談にて、質問者の方がこの本を読んで山本理顕の姿勢への賛同を示していたのを見て、すぐに購入してみた。 恥ずかしながら、川崎和男氏のことはこの本で初めて知った。 デザイナーは喧嘩ができないといけない。喧嘩は最終的には華を持たせることがゴール。それは相手が華を持つということで、その相手とは最終的には自分なのだ。デザインは自分との闘いだ。 障害に親切でない社会、大学の公務員的世界、Windowsなど、社会のデザインされていない部分に怒りを持って接してきた筆者には、あらゆるしがらみのない普通の境を求める姿勢があるように感じた。そこに諦めを持たないからこそ喧嘩腰になる。 歳をとってもアツイ人間になるには、相応のエネルギーが必要だと思う。エネルギッシュは大切にしたい。 自分は喧嘩が苦手だから、違う生き方を見つけないと行けないと感じた。
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"未来は、もう、明るくない。未来はカオス(混沌)なのだ。未来はしに向かっている。 でも、夢がある。夢を抱くことほど素晴らしいことはない。" "経済は破綻してしまっているから、経済で救えない社会はデザインが救わなければならない。" 13年前の...
"未来は、もう、明るくない。未来はカオス(混沌)なのだ。未来はしに向かっている。 でも、夢がある。夢を抱くことほど素晴らしいことはない。" "経済は破綻してしまっているから、経済で救えない社会はデザインが救わなければならない。" 13年前の本である。 未だ時代の、社会の、精神の変化を理解している数少ない人達は、孤軍奮闘している。 たじろいていられる時間は、もうない。 何を失うかは、失ってみてからわかるのだから、 今、慄いてもしようがない。 分かっているつもりで、身体が動かない。 もう一絞り、勇気を。もう一歩、勇気を。
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Macでの連載をまとめた本。 このシリーズの中で、初めて読んだ本。 タイトルといい、こんな語り方をするデザイナーが居ることに感銘を受けた。 もの作りを通して見た、純粋な感情・情熱・怒りと、彼ならではの鋭い指摘。 それをぶつけ、誰彼かまわず喧嘩を仕掛ける。 乱暴者ではなく、純粋無垢...
Macでの連載をまとめた本。 このシリーズの中で、初めて読んだ本。 タイトルといい、こんな語り方をするデザイナーが居ることに感銘を受けた。 もの作りを通して見た、純粋な感情・情熱・怒りと、彼ならではの鋭い指摘。 それをぶつけ、誰彼かまわず喧嘩を仕掛ける。 乱暴者ではなく、純粋無垢な、まっすぐすぎて強いけど、それでいて壊れそうな彼の人生が見えます。 このときからメロメロです。
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