特選 星降る夜のパソコン情話 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
The Basicに連載のあった中村正三郎氏の論説は、時代を貫く本質的な視点と、その時代の最先端の話題を備えるものだった。 本書は、そういった中村正三郎節を堪能できる。 「タコは育てよ」との日経MIXのコミュニティの風土は継承したいと思いました。 MIXIなどで、うまく継承されているかもしれません。 Linuxにタコだった中村正三郎氏が、Linuxについて、技術要素などをひとつづつ、掘り起こしている。 カーネルのコンパイルもその例だ。 技術書として読んでもよいし、文芸書として読んでも良い。 ps. ヴィレッジセンターの中村満氏と、相合傘のサインは見ものだ。 そういえば、VZ倶楽部の出版記念パーティで2人のサインをもらったような気がする。 ps2. マイクロソフトは、UNIX/Linuxのよいとこどりをしているが、十分に吸収できていない部分もあるような気がする。 技術的なことを明確にすることが大事かもしれないが、本書のような面白い文章が必要だと思う。 POSIXが、OSとしての最小を規定していないところが問題なのかもしれない。
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