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プリズム の商品レビュー

3.5

18件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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2020/01/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

実験的な作品であると事前に情報を得ていたので、特に、犯人が誰か、結末がどうなるかはあまり気にせず、そこまでの過程を楽しむことを目的に読んだ。 様々な人の証言から少しずつ真実に迫っていく書き方が貫井氏はとても上手い。 ページをめくる手が止まらなくなる。 結末は嫌いではない。 ツッコミどころは多々あるが、面白かったと思う。

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2017/03/02

クラスの人気者ミツコ先生が殺された。 犯人はだれ? 著者の意図の通りの結末に、私的には不完全燃焼でしたが、仕方ないのでしょうね。 ミツコ先生の関係者ばかりが登場する話でしたが、みんなが謎解きに一生懸命で、ミツコ先生がいなくなってしまったことを悲しんでいる感じではないのが違和感...

クラスの人気者ミツコ先生が殺された。 犯人はだれ? 著者の意図の通りの結末に、私的には不完全燃焼でしたが、仕方ないのでしょうね。 ミツコ先生の関係者ばかりが登場する話でしたが、みんなが謎解きに一生懸命で、ミツコ先生がいなくなってしまったことを悲しんでいる感じではないのが違和感だったし、ミツコ先生が気の毒。 結果的には、ミツコ先生の良さもあまり伝わってこず、残念でした。

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2015/04/15

容疑者が多いため、何通りもの推理があって真相への期待が大きかったが… 結末にはガッカリ!作者の企図は分かるが読者は望んでいないと思う。読後はモヤモヤが残ります。ストーリーが面白かっただけに残念でした。

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2014/12/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 小柄で愛くるしい容姿の小学校の女性教師が自宅で死んでいた。事件か事故か、関係者それぞれの角度から真相をつかむための謎解きがなされる。  本編では犯人は名指しされず、読者にゆだねられた。  4つの章から成っていて、章ごとに主人公が変わっていく。主人公の推理に「なるほど」と思わせられるが、章が変わり、主人公の視点が変わるごとにに新しい事実が加わるため、「何だって~??それで、それで?」と興味をそそられる。  女性教師のイメージが何となく小林麻耶っぽいなぁ~と思いながら読んでいた。  結局犯人は分からなかったけど、わたしとしては、妹杏子があやしい気がする。無自覚な天真爛漫さに振り回されるのは他人の比じゃないような気がするから。(別に小林麻耶ちゃんが嫌いなわけではない。)  同僚の桜井先生が純粋無垢な彼女と付き合う中で、自己嫌悪に陥る気持ちは何となく分かる気がする。そして何となく気疲れしてしまう気持ちも。  「純真潔白でありたい」と願う気持ちはあるが、その反面姑息な行動を取ってしまったりする。その間で揺れ動いてるんだろうなと思う。  願わくば、最終的には少しでも純粋無垢な方へ傾いていたい。

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2013/11/22

はっきりと犯人は**だ! と言い切って終わっていないところが魅力。 1回読み終わっても、また最初に戻って再度楽しめそうなんだもん。 いろいろな方向から事件に迫っておりワクワクする。

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2013/09/03

的外れな推理が繰り返され、巡り巡って真実?にたどりつく、まさにプリズムのような展開。貫井版「毒入りチョコレート事件」と言った趣です。あくまで推理の過程を楽しむのが目的で、真犯人の決定権を読者に委ねてしまっているところが粋です。古典ミステリの風情もあり、推理の過程と崩壊を堪能したい...

的外れな推理が繰り返され、巡り巡って真実?にたどりつく、まさにプリズムのような展開。貫井版「毒入りチョコレート事件」と言った趣です。あくまで推理の過程を楽しむのが目的で、真犯人の決定権を読者に委ねてしまっているところが粋です。古典ミステリの風情もあり、推理の過程と崩壊を堪能したい人にはたまらない作品ですね。

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2012/10/01

各人が筋道を立てて、ある誰かが犯人じゃないかと考えていく。結局は山浦先生は事故死っぽいけど…。いろいろな見方ができる、不思議なミステリ。

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2012/02/21

読み終わっての感想はまず、「!?」です。 私がこれまで読んだミステリ小説の中で、こういう終わり方をする小説は初めてでした。 本文のあとにあとがきがついていて、作者のミステリに関する思いや、作者の希望が書いてあり、ミステリの楽しみ方っていろいろあるのだなと思いました。 こういう本...

読み終わっての感想はまず、「!?」です。 私がこれまで読んだミステリ小説の中で、こういう終わり方をする小説は初めてでした。 本文のあとにあとがきがついていて、作者のミステリに関する思いや、作者の希望が書いてあり、ミステリの楽しみ方っていろいろあるのだなと思いました。 こういう本は読書仲間なんかと読みあって、感想や自分の考えなんかを言い合うと面白そうです。

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2011/10/20

「結局、真犯人は誰なの?」 作者もあとがきで書いてるが、本書は、衝撃的な結末よりも、推論の構築と崩壊を念頭に書かれている。 一人暮らしの女性教師がアパートの一室で殺され、そこから誰が真犯人なのか?という展開が始まるのだが、生徒、同僚、生徒の父、被害者のもと恋人・・・それぞれの...

「結局、真犯人は誰なの?」 作者もあとがきで書いてるが、本書は、衝撃的な結末よりも、推論の構築と崩壊を念頭に書かれている。 一人暮らしの女性教師がアパートの一室で殺され、そこから誰が真犯人なのか?という展開が始まるのだが、生徒、同僚、生徒の父、被害者のもと恋人・・・それぞれの視点からの推理が述べられている。 それぞれが推理を構築しているが、崩壊・・・。 あとがきに述べられているように、十通りの仮説が構築されているが、そのどれもが、綻びを見せる。 ただ、最後の推理だけは、判断を読者に委ねるような記述で、スッキリした結末を望む読者には、少々、物足りないかも・・・。 個人的には、最後の仮説が正解だとすると、飛び道具的な結末ではあると感じるが・・・。

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2011/05/12

明るく美人で生徒にも人気の女教師が殺された。 彼女には裏の顔があったのか… 本当に誰からも愛されていたのか… そして犯人は… 煮え切らない不気味間が残る。 作者の意図なんだろうな…上手いっ。

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