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イシュタルの子 の商品レビュー

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女神イシュタルをめぐ…

女神イシュタルをめぐって起こる争い。もっと時代背景が分かっていれば、楽しめたのにと思いました。

文庫OFF

前5Cの新バビロニア…

前5Cの新バビロニア王国の首都バビロンで繰り広げられる、王宮、五国の守護神マルドゥク、女神イシュタルとの闘いを描く書下ろし伝奇小説。

文庫OFF

2015/07/16

バビロンネタの伝奇ファンタジー。 けもみみ。 篠田真由美先生の本は、大概読んだと思ってたけど、まだ結構未読があるもんだなー。

Posted byブクログ

2010/07/24

マヤとムーって名前から覚悟して読んだけど最後まではいりこめず。ひとが多すぎてまとまりがない。つづきものとして書かれたのかもしれないけど。

Posted byブクログ

2009/10/04

建築探偵シリーズが有名な著者ではあるが、デビュー作「琥珀の城の殺人」で描かれた世界は全然違った趣きを醸しだしている。 中世の貴族社会で起きた殺人事件を扱ったデビュー作はミステリとしてはかなり不出来であるものの、貴族社会の雰囲気を見事に描き切っていた。 そんな著者が伝奇小説を書...

建築探偵シリーズが有名な著者ではあるが、デビュー作「琥珀の城の殺人」で描かれた世界は全然違った趣きを醸しだしている。 中世の貴族社会で起きた殺人事件を扱ったデビュー作はミステリとしてはかなり不出来であるものの、貴族社会の雰囲気を見事に描き切っていた。 そんな著者が伝奇小説を書き下ろしたと聞いたからには期待せずにはいられない。 舞台は伝説の空中庭園が残る前5Cのバビロニア王国。 冨と権力が集中する首都バビロンが舞台。 バビロンの最高神マルドゥクよりも崇拝を集める芳情の女神イシュタルの内部。 人と獣との交わりで産み落とされたとされる半人半獣の仔、マヤとムーの物語である。 亡国迫るバビロンを舞台に確執続く醜い人間の争いと、それらから切り離されようとする二人の足掻きが読者に与えるであろう問いかけは現代の世界を変える問いかけにも思える。 切り口と舞台、物語の運びが巧いだけに、最後の終わらせ方が少しだけ残念。 マヤとムーがどのような答えを出したのか? その眼で確かめて欲しい。

Posted byブクログ