最後の浅右衛門 の商品レビュー
「前書きにかえて」にこの本に書いた『最後の浅右衛門』は前編だと、著者自身の断り書きがあるが、著者亡き後前編というよりは未完の小説といった方が正しいだろう。ストーリー背景が数多ある山田浅右衛門一族をテーマとした小説の中では異色かつ面白いので、かえって中途半端すぎる内容が不愉快に感じ...
「前書きにかえて」にこの本に書いた『最後の浅右衛門』は前編だと、著者自身の断り書きがあるが、著者亡き後前編というよりは未完の小説といった方が正しいだろう。ストーリー背景が数多ある山田浅右衛門一族をテーマとした小説の中では異色かつ面白いので、かえって中途半端すぎる内容が不愉快に感じてしまった。
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首斬り役人・山田浅右衛門を父に持ちながらも認められず、一門弟として仕える伊古奈卯兵衛が、浅右衛門の後妻の色香に迷い、勝ち目のない彰義隊へ入隊していく様を描く。 (2008/3/26 読了)
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