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スプートニク の商品レビュー

3.7

8件のお客様レビュー

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2018/10/15

◆思いっきりネタバレのため未読の方はご注意ください うーん、「帯」の謳い文句からすると、これはもうまさに「ロケットマン」の世界なわけで、どうにもたまらん! となるはずなのだが、そもそもこの本の事を知ったきっかけがmixiの「鼻行類」コミュティ=「偽書」ということがわかってしま...

◆思いっきりネタバレのため未読の方はご注意ください うーん、「帯」の謳い文句からすると、これはもうまさに「ロケットマン」の世界なわけで、どうにもたまらん! となるはずなのだが、そもそもこの本の事を知ったきっかけがmixiの「鼻行類」コミュティ=「偽書」ということがわかってしまっていただけに、それほど入れ込んで読んだわけでもなかった。おまけにどちらかというと宇宙開発史のことが中心で、主人公であるイワン・イストチニコフとライカ犬やロシア政府に関する陰謀に関する部分が少なかったように思う。もう少しドラマチックに盛り上げてほしかったかな。 しかし写真資料として載っているロシアのロケットならびに発射台なんかは、デザインなんかがちょっと時代がかっていてこりゃもうたまらなくカッコイイ。巨大建造物バンザイってかんじで、これだけでもこの本とっておこうかなという気にさせられる。

Posted byブクログ

2018/08/14

近代思想はアイデンティティを蔑ろにする、と言ふのはよく聞くし近代的インテリしぐさでもさう言ふのは認められるが、ぢゃあ近代思想の広大な実験場ソヴィエト社会主義共和国連邦では、多分同じやうなものがあったんでなからうか。  と言ふのがなんとなく。  イワン・イストチニコフは あまり「ふ...

近代思想はアイデンティティを蔑ろにする、と言ふのはよく聞くし近代的インテリしぐさでもさう言ふのは認められるが、ぢゃあ近代思想の広大な実験場ソヴィエト社会主義共和国連邦では、多分同じやうなものがあったんでなからうか。  と言ふのがなんとなく。  イワン・イストチニコフは あまり「ふわふわもこもこ」してないけどロシヤ犬と一緒に宇宙へ行き、孤独に対応するためチェスをするが、幼少期「ある技をイストチニコフにしようとして却下される」程度に強いチェスの名士が、地上の人といつの間にかガチンコ勝負をし、怖ろしい結果、まぁそりゃあ、「タンホイザー門」がどうたらとか「オリオンの巨人」がなんだと負ふ支離滅裂なことをこくやうになる。  ・・・フィクションだけども、後にキノコナスとかリンオカモト(小惑星の名前)にはなんかがゐて欲しいなぁと思った(異星人らしきものに接触するっつうかなんつうかの資料がある)。

Posted byブクログ

2010/01/15

ネタバレをきかなければ読まないし、ネタバレしてると読み方が変わる。もっとページ数を増やして徹底的にやって欲しかった。 あと、グラフィックや装丁が西側のイメージする『ソビエト』で違和感がある。

Posted byブクログ

2010/06/22

無人と言われていたソユーズ2号に実は人と犬が乗っていた・・・示されている資料を見れば「ああこれぞソ連だ・・・」と思っちゃう。宇宙を漂うウォッカ瓶。是非持ち帰って欲しいものです。

Posted byブクログ

2009/10/04

公式には「無人」だったとされたソユーズ 2 号には、実は「イワン・イストチニコフ」というコスモノートと一匹の「犬」が乗船していたが、「何らかの事情」で忽然と姿を消してしまったというミステリー、そしてその結果、「イワン・イストチニコフ」という人物の存在自体が消し去られた…という、恐...

公式には「無人」だったとされたソユーズ 2 号には、実は「イワン・イストチニコフ」というコスモノートと一匹の「犬」が乗船していたが、「何らかの事情」で忽然と姿を消してしまったというミステリー、そしてその結果、「イワン・イストチニコフ」という人物の存在自体が消し去られた…という、恐るべき「事件」を描いた「超」ノンフィクションです。 果たして、小説は事実より奇なり得るのかが、注目すべき点でしょうか。「事件」の全容を正確に評価するためにも、最初から最後の隅々まで、きちんと目を通されることをお勧めします。

Posted byブクログ

2009/10/07

ずっと前に読んだ本だけど、目下のロシア絡みの事件とダブって思い起こされたので、メモ代わりに書いておこうと思って……とにかく、恐るべきノンフィクション。こんなこと書いて、まさか消されるってことないよなあ……おれ。宇宙空間に消えてしまった一人の飛行士と一匹の犬の話。知ってました?

Posted byブクログ

2009/10/04

「ノンフィクション」のカテゴリに入れていいものなのかどうか・・・と思いつつウチの本棚の分類は「ノンフィクション」

Posted byブクログ

2009/10/04

公式では無人とされていた宇宙船・ソユーズ2号には宇宙飛行士が一人と犬が一匹乗っていた? 彼らがここにいた証を写真や記録から探る。衝撃の『ノンフィクション』。 最後まで読んでください。本当に、隅々まで。

Posted byブクログ