脳と心をあやつる物質 の商品レビュー
クラフトワークとか『銀河鉄道999』あたりで育った世代のもつ「機械のからだ」への憧れを思い起こさせる一冊。 薬学における「痛み」とは、「シグナル」としての痛みであり、その痛いと感じるためのシグナルがどのように脳において処理されるのか、なぜ「痛み」を感じるのかという「仕組み」よく...
クラフトワークとか『銀河鉄道999』あたりで育った世代のもつ「機械のからだ」への憧れを思い起こさせる一冊。 薬学における「痛み」とは、「シグナル」としての痛みであり、その痛いと感じるためのシグナルがどのように脳において処理されるのか、なぜ「痛み」を感じるのかという「仕組み」よくわかる。 ほかにも「心(気分)を変える」というのは、シグナルのやりとりを外部から調整することであることで、結局のところ「感じ方」はシグナル化できる、外部から調整可能という感じでした。とくにストレスと化学物質との関係はほとんど知らなかったので勉強になった。 あとアセチルコリンについても記述もあって役立ったのだけど、できれば最新の情報で更新したものが読みたい。
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実際に効果を実感することができる面を取り上げて書かれているので日常生活において理解復習ができる。素晴らしい。
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心は脳が作り出している。そして脳神経細胞どうしのやり取りで心が作られる。その心を平穏に保たせるためにはシナプス間でやり取りされる微量物質のバランスが重要である。その微量物質はアセチルコリン、ノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニン、ギャバなどが代表的なものである。
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脳に影響をあたえる物質や食べ物が心に与える影響などについて。 章立ては以下の通り 第一章 生きている脳 第二章 脳内物質のアンバランス 第三章 心を変える身近な物質 第四章 食べ物で心が変わる 日常生活において身近に感じられるのはやはり第三章であろうか。カフェインやアスピリ...
脳に影響をあたえる物質や食べ物が心に与える影響などについて。 章立ては以下の通り 第一章 生きている脳 第二章 脳内物質のアンバランス 第三章 心を変える身近な物質 第四章 食べ物で心が変わる 日常生活において身近に感じられるのはやはり第三章であろうか。カフェインやアスピリンなど日常でお世話になる可能性がある物質である。特にカフェインはナシではいられない、といった人もいるだろう。 そんなカフェインが脳でどのように働き影響を与えるかというのは気になるところである。気になる人はぜひ読んでみてくださいな。
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心は脳の働きそのものである。 千数百億個の神経細胞が細かなネットワークを形成して情報を交換している。その現れが心である。 喜びや悲しみも、悩みや判断も脳の働きである。それを生み出しているのが様々な神経伝達物質である。そういう仕組がわかりやすく書いてありとても参考になった。 好きも...
心は脳の働きそのものである。 千数百億個の神経細胞が細かなネットワークを形成して情報を交換している。その現れが心である。 喜びや悲しみも、悩みや判断も脳の働きである。それを生み出しているのが様々な神経伝達物質である。そういう仕組がわかりやすく書いてありとても参考になった。 好きも嫌いも、合理的も理不尽もすべて脳の神経細胞の情報交換の現れである。それが様々な物質(向精神薬)で左右されちゃうのだから、心なんて全くいい加減なものである。 あまりこだわってもしかたがないのだが、苦しい人にとっては苦しくてたまらないのだからあんまりこんなことを言うと叱られちゃうだろう。 Mahalo
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脳の中で物理的にどういうことが起こっているのかを知るために有益な本。シナプス、シナプス間隙、神経伝達物質などについて書かれている。やさしく書かれているのと、ところどころに図による説明があるため理解しやすい。
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女性の方が男性よりもうつ病になりやすい。 コーヒーに入っているカフェインは1杯に200mg 程度。 不安は薬で抑えることができる。 ジャンクフードの食べすぎは脳に良くない。 亜鉛が不足するとキレやすくなる。 不安を抑える薬を飲んでいる人は酒、たばこ、コーヒーを飲んではいけない。
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[ 内容 ] 脳と心に快楽や恐怖をもたらす薬と食べ物。 なぜだか頭の冴えるときとボケるときがある。 なんだか心が晴れる日と憂うつな日がある。 そのとき脳ではたらいている物質は、食べ物や大衆薬を通して日常的に摂取している。 脳と心の“薬”と“毒”の正体を見る。 [ 目次 ] 第1...
[ 内容 ] 脳と心に快楽や恐怖をもたらす薬と食べ物。 なぜだか頭の冴えるときとボケるときがある。 なんだか心が晴れる日と憂うつな日がある。 そのとき脳ではたらいている物質は、食べ物や大衆薬を通して日常的に摂取している。 脳と心の“薬”と“毒”の正体を見る。 [ 目次 ] 第1章 生きている脳(脳と心のしくみ 心をつくる物質 ほか) 第2章 脳内物質のアンバランス(神経シグナルの正体 モノアミンのはたらき ほか) 第3章 心を変える身近な物質(カフェイン プロスタグランジン ほか) 第4章 食べ物で心が変わる(アミノ酸糖類 ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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大学の生化学や解剖生理学で習った栄養素や物質と同じものが出てきてなじみやすかったです。知っているものもあったし、こんな効果があったなんて…というものもありました。 食べたものが健康状態にかかわるということはもうよく分かっていますが 食べたものがどうやって体に取り込まれ利用される...
大学の生化学や解剖生理学で習った栄養素や物質と同じものが出てきてなじみやすかったです。知っているものもあったし、こんな効果があったなんて…というものもありました。 食べたものが健康状態にかかわるということはもうよく分かっていますが 食べたものがどうやって体に取り込まれ利用されるのか、ということはまだ知りませんでした。 血液‐脳関門を通り抜けられるイオンや脂溶性物質が脳で働くことができる、ということがわかりました。 心の病気を食べ物で改善することに興味があるのですが、いくら脳に良い物質を摂ってもここを通り抜けられなければ意味がないということですね。良く覚えておかなければ! 当たり前といえば当たり前ですが、見落としそうなポイントだなと思いました。 朝食効果について。 二つ実験が挙げられていますが、ひとつは一回の朝食がどれだけ集中力を上げるかという実験、もうひとつは普段朝食をとる学生ととらない学生の間で成績を比べる実験でした。 朝食そのものに効果があるのは確かなのだろうと思いますが、「朝食をとる」という習慣が成績に影響を与えているのかもしれないと思いました。 前者の実験で、子どもたちが普段朝食を食べているのかどうかも合わせてデータをとってみたらどうなるんだろう。
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初心者にも判りやすくシナプスな専門書。欲しい知識のところだけ読んだ。わかりやすくて面白い!カフェインのところウッキウキで読みました。
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