素直な自分表現アサーティブ の商品レビュー

岩舩展子(著者),渋谷武子(著者)

2020/08/10

実際にどんなふうに会話をしたらいいかの具体例が知りたかったため、少し昔の本だと言い回しがかたかったり、女言葉だったりするのが気になって読み込めなかった。

2018/10/06

初版が1999年11月。内容に古さは感じませんでした。様々な評価にある通り、事例が多用され、わかりやすい内容でした。

私はごく一般的な普通の仕事をしています。企業で働く方々の相談事例が多くありましたので、専門職でない方も、イメージしやすいのでは、また、導入書としてハードルは低いと思いました。不思議と親身になり、読み進めることができました。中堅社員の人なら幅広く共感できるところがあるかもしれないですね。

2013/03/17

自分を表現するアサーションについて書かれている。
どうしても思ったことが口に出せず、モヤモヤとした思いを持つことが多いので、こういった技法で少しは解決して行きたい。

内容としては、参考例が多彩だが、著者の言い方が柔らかいせいかほとんど印象に残らない。
併せて学んでいる森田療法と近いものもあるような気がするが、主張がはっきりしていないように感じた。
これではノンアサーティブではなかろうか。

これ一冊では満足いく答えは出なかった。

2009/10/04

自分の気持ちをきちんと伝え、相手の気持ちも大事にできるヒントがたくさんわかりやすくこちらの本に書かれています。コミュニケーションで悩んだとき、ヒントを見つけられるかもしれません。

2009/10/04

自分の気持ちを尊重しつつ、相手にしっかりと意見を伝える方法。
コミュニケーションの基本は、究極的にはわかりえない存在である、相手に、自分の考えがどう伝わっているかということだと思う。
社会生活で必要以上に攻撃的な態度をとったり、卑下する、ということがないようにするため、自分の感情をしっかりと見据えることが重要だと述べられている。
また、冷静によりよい手段を選択して行こうとも述べられている。
実際人間はそう簡単ではないかも知れないが、そこを自然体で乗り越えるための「こう考えたらいいんじゃないか」というアイデアがたくさん詰まっている。
シビアな現実の場面が想定されたケーススタディもたくさん示されており、アサーティブという概念が応用可能だということを示している。