シェイカー通りの人びと の商品レビュー
今読んでいる江國香織さんの「絵本を抱えて部屋のすみへ」で紹介されていた絵本。 もう一つ同じプロヴェンセン夫妻の絵本「栄光への大飛行」も読んだが、こちらは検索したがなかったので登録できず…。 シェイカー教徒の気ままな人々が、ダムが建設されるまでの一時期を暮らした町の様子を淡々と描...
今読んでいる江國香織さんの「絵本を抱えて部屋のすみへ」で紹介されていた絵本。 もう一つ同じプロヴェンセン夫妻の絵本「栄光への大飛行」も読んだが、こちらは検索したがなかったので登録できず…。 シェイカー教徒の気ままな人々が、ダムが建設されるまでの一時期を暮らした町の様子を淡々と描く。 ダレダレさんのお隣は、ダレソレさんで、その裏にはカレソレさんが…といった具合に住人達を紹介。 貧しくとも日々を楽しんで暮らしている様子が絵から伝わる。 シェイカー教徒とは?と思わずググる。 ミニマリストも憧れるシンプルな暮らし、シンプルな家具は全て自分達で作るそう。 シェイカー教徒達が住んでいた村は、現在は誰も住んでおらず、博物館として当時の暮らしが保存されているらしい。2020.7.3
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当時の江國香織感あるよな・・・、と思えば翻訳に御名が・・・。 住人の気ままぶりが、ほんと江國香織ワールドと親和性高い。
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教訓的な押し付けの無い普通の人々の話。ダムの底に沈むことへの嘆きも執着も何も表現されていない。それが良さ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
町がだんだん賑やかになっていくさま、人びとの様子が渋い色彩で描かれていて、心が穏やかになる絵本です。 最後は悲しいけれど、日本にもこのようなことはあったんですよね。心に染みました。
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