インターネットの中の神々 の商品レビュー
宗教とインターネット…
宗教とインターネット。まったく関係ないように思える二つの関わりについてを述べた本。
文庫OFF
インターネットの中の神々というとネット上のカリスマ的存在とかを連想するけど本書の内容は違う。アメリカのキリスト教を例に挙げ、各宗教がインターネットをどのように活用しているか、またインターネットが各宗教にどのような作用をもたらすかに焦点を当てている。 ・インターネットを通して「救い...
インターネットの中の神々というとネット上のカリスマ的存在とかを連想するけど本書の内容は違う。アメリカのキリスト教を例に挙げ、各宗教がインターネットをどのように活用しているか、またインターネットが各宗教にどのような作用をもたらすかに焦点を当てている。 ・インターネットを通して「救い」は得られるのか ・未来の墓地のあり方(ヴァーチャル墓地の可能性)
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[ 内容 ] インターネットが、いま新たな宗教空間を切り開きつつある。 情報社会の最先端と、人類不変の魂の問題は、いかにしてリンクしつつあるのか? そこに見えてきた二十一世紀の宗教の姿とは? インターネット大国にして宗教大国であるアメリカの状況を中心に報告、電脳空間に広がりつつあ...
[ 内容 ] インターネットが、いま新たな宗教空間を切り開きつつある。 情報社会の最先端と、人類不変の魂の問題は、いかにしてリンクしつつあるのか? そこに見えてきた二十一世紀の宗教の姿とは? インターネット大国にして宗教大国であるアメリカの状況を中心に報告、電脳空間に広がりつつある“神々”の姿とインターネット時代の心のゆくえを考える。 [ 目次 ] 第1章 テレビ伝道からインターネット伝道へ 第2章 インターネット時代の既成の宗派とアメリカ生まれのキリスト教 第3章 アメリカ宗教界が直面する諸問題 第4章 ヴァーチャル宗教 第5章 何かと話題の新宗教 第6章 日本宗教の現状 終章 二十一世紀のインターネット伝道 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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情報化が進展した社会の中で、宗教法人がインターネット(特にホームページ)をどの様に布教に活用しているのかを主にアメリカの事例を挙げて論じている。 出版年が1999年とかなり昔という事と、情報化の進展は短期間の間に急激に進展するものである為、取り上げられている事例も今となっては参...
情報化が進展した社会の中で、宗教法人がインターネット(特にホームページ)をどの様に布教に活用しているのかを主にアメリカの事例を挙げて論じている。 出版年が1999年とかなり昔という事と、情報化の進展は短期間の間に急激に進展するものである為、取り上げられている事例も今となっては参考にはならない部分も多いように思われる。 ただ、アメリカの既存宗教(キリスト教)は、社会問題に対する自身の見解を明確に社会に向けて情報発信しており、その為のツールとして当時からインターネットを積極的に活用して居た事が本書よりうかがわれる。今日では、更に積極的にインターネットを活用して情報発信されている事は想像に難くない。 それに対し、日本の既存宗教(仏教)は、葬式仏教と揶揄される様に、葬儀サービス機関としての役割しか担えて無い状況が今日まで続いており、社会問題に関する関与も消極的で、インターネットを利用した情報発信にも及び腰な状態である。 ただ、今後は日本の寺院もインターネットを活用した情報発信を積極化させてくるのは必至。そういう意味で、本書は、日本の既存仏教が今後どの様にインターネットを活用しいくかを示唆している様に思われる。
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