わたしにもできる探偵稼業 の商品レビュー

ジーン・リューリック(著者),近藤麻里子(訳者)

60歳の老婦人キャッ…

[文庫ＯＦＦ]

60歳の老婦人キャット大活躍の第2弾。今度は探偵。街で会ったホームレスは死んだ娘の親友ジェニーだった。ジェニーは女優として活躍中のはず・・。ジェニーを助けるキャットはおかしな事件に巻き込まれていく。キャットと仲間の楽しい雰囲気は健在。でも1作目で自信をつけたかキャットの行動は大胆で確信犯的。つまり「かわいらしさ」や「応援してあげたい感」が失われつつあると感じたのは私だけか。でも楽しいミステリです。

2020/12/21

60歳のキャットが活躍するシリーズ第2弾。今度は探偵。キャットが街で会ったホームレスは死んだ娘の親友ジェニーだった。ジェニーは女優として活躍してるはずなのに…。ジェニーを助けるキャットはやがておかしな事件に巻き込まれていく。キャットと仲間達の楽しい雰囲気は健在だがキャットの行動がかなり確信犯的。1作目の素人の戸惑い、応援したくなる感じ、可愛らしさがなくなってしまった。もはやズルい。シリーズ化とはこういうことなのか！でも楽しいミステリ

2014/03/12

適当に母に薦めて借りさせて、読む本が無くなったので読んでみました。

タイトルからも明らかですが、コージーミステリー。

ところがこれがシリーズものの二作目だったんですよね。私にはよくあるミスですが。
終始登場人物の把握に苦労しましたね。名前とキャラがなかなか一致せず。メインの5,6人を除いて。

個人的にはジェニーが記憶を取り戻すまでが面白かったです。つまり記憶を喪っている間。でも案外呆気なく全てを思い出すんですよね。そこからは予想通りの展開。

ちょっと翻訳の何て言うのかな？「～だった。～だった。」みたく同じ文末が続く傾向があって、そこがイマイチかなあ？と思いましたが、人物の動作や表情が映像として浮かぶ。

いやぁしかし真犯人がわかった時に、“で、それ誰だっけ？”ってなってしまったのが何とも＼(^o^)／
相関図が頭に入ってませんでした（爆）

2011/08/09

アンティーク家具の修復家が拾ったショッピングバッグ・レディは亡き娘の親友で、しかもすべての記憶を失っていた…というところから始まる探偵譚。
現代アメリカを反映して、ゲイのカップルや爆弾テロで片足を失ったジャーナリスト、車椅子の女性などが普通に登場する。それらの人物が作品の幅を広げてくれてはいるものの、作中の扱いはあくまで普通で、読み手のこちらも違和感なく受け入れられた。
プロットはそれほど複雑ではないけれど、途中思いがけない人物があっけなく殺されてしまい、ちょっとびっくり。
それから犯人判明→確保で終わらず、それから有罪にできるか？ できないとしたらどういう形で関係者の溜飲を下げるかと言う辺りの描写が妙にアメリカ的だった。
純粋な謎解きではなく、現代のアメリカ社会における事件の片付け方が楽しめた１冊。

2009/10/04

キャットシリーズ第二弾。

ヒロインのキャットがムチャクチャやっちゃう第一作に比べ、
少々落ち着いて、若い人の心配とかしちゃうキャット。

ぅう〜〜！！
早く?作目でろよ！！