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惜別の賦 の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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少年時代に起きた殺人…

少年時代に起きた殺人事件で死刑になった父の無実を訴える友人のために、わたしは過去の出来事をもう一度調べなおす。

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34年ぶりに再会した親友が翌日に縄で首をくくって自殺する。そんな冒頭の衝撃的な始まりから謎に満ちた過去が明らかになる。主人公クリスの言動と選択にハラハラしました。

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2026/01/26

三十四年前、主人公の大叔父を殺害した罪に問われ死刑になった親友の父親はほんとうは無実だったのか?姪の結婚式にとつぜん現れた昔の親友は父親の無実を訴え首吊り自殺してしまう。その後、主人公の周囲では奇妙な出来事が起こりはじめ……。 ゴダード得意の過去に封じ込められた真実が物語の進行と...

三十四年前、主人公の大叔父を殺害した罪に問われ死刑になった親友の父親はほんとうは無実だったのか?姪の結婚式にとつぜん現れた昔の親友は父親の無実を訴え首吊り自殺してしまう。その後、主人公の周囲では奇妙な出来事が起こりはじめ……。 ゴダード得意の過去に封じ込められた真実が物語の進行とともに明らかにされていくというパターン。失われた友のために真実を追い求めるという行為が、じつは自分自身や家族を追い詰めていくことになるというところが面白さ。事実がひとつひとつ明らかになっていくに従って事件の様相が二転三転するところもいつもながら見事ですね。謎の女と大叔父の墓の前で話をする「今日」にはじまって、回想の形で事件が語られる「昨日」、そしてふたたび冒頭の続きにもどって「明日」、この女はいったい誰なのかというのがもちろん物語のひとつの焦点になってくるわけです。過去を追求することで主人公がつかんだのが単なる事実よりも重いものです。その重さのゆえに主人公はふたたび「明日」に向かって歩き出すわけですが……。感慨深い結末の物語です。

Posted byブクログ

2024/07/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

作者の1986年「千尋の闇」、1989年「闇に浮かぶ絵」を経て本作(1997年)を読んだ。 結論から言えば、期待外れ。主人公は特別ドジでもバカでもないが、犯人の思うまま自ら窮地に陥るストーリーはフラストレーションがたまる。過去作品にあった先を早く読みたいというワクワク感は影を潜め、主人公が終始やられっぱなしの展開は気がめいる。登場人物が多過ぎる(28人)のもあるが、金に強欲な人物と無欲な人物、善良な人物と悪意のある人物などのキャラ配置も極端すぎる。ラストは一見ハッピーエンドだが、なぜその女と恋に落ちるのか私には理解不能でした。 ちなみに、本作は貫井徳郎氏の一押し本でした。

Posted byブクログ