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新しい生物学 の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2017/01/06
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1999年刊行。生物学の領域は広範だが、その基本構成要素たる細胞(機能面も含むが、光合成が一番興味深い)から、体の仕組み(脳・免疫・神経・筋肉)、分子遺伝学(適者生存ではなく、適者多産(少死))、集団・社会生物学、さらには生命概念まで検討。少し古いかもしれないが、生物学全体を素描するには最適の書の一つと思う。

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2014/04/12

[配架場所]2F展示 [請求記号]408/K-3 [資料番号]2004120744、2006108687

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2013/03/26

ブルーバックスで、改訂3版となった生物学の教科書のような本。3版が99年発行なので、分子生物学等ではやや古さは否めない。 細胞(脳、神経、免疫の働き)、発生(情報伝達)、遺伝と進化、個体と集団などに分かれて書かれており、詳細な記述は高校等の教科書・参考書のほうがよいと思うが、発...

ブルーバックスで、改訂3版となった生物学の教科書のような本。3版が99年発行なので、分子生物学等ではやや古さは否めない。 細胞(脳、神経、免疫の働き)、発生(情報伝達)、遺伝と進化、個体と集団などに分かれて書かれており、詳細な記述は高校等の教科書・参考書のほうがよいと思うが、発見の歴史等を学ぶことで興味がわくと思う。 生物学全体を網羅したい、全体像をつかみたい人には良い本だと思う。

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2012/06/20

「新しい生物学 第3版 -生命のナゾはどこまで解けたか」野田春彦、日高敏隆、丸山工作 ブルーバックス・生物学。 1999年発行の2刷です。 棚-ubjap 分子生物学の20世紀の成果について、流し読み。 生物の知識は中学校止まり(!)な割りに、鈴木光司さん瀬名秀明さんのSFでち...

「新しい生物学 第3版 -生命のナゾはどこまで解けたか」野田春彦、日高敏隆、丸山工作 ブルーバックス・生物学。 1999年発行の2刷です。 棚-ubjap 分子生物学の20世紀の成果について、流し読み。 生物の知識は中学校止まり(!)な割りに、鈴木光司さん瀬名秀明さんのSFでちょくちょく読むので、改めて勉強になりました。 酵素とかタンパク質とかDNAとか。 本筋から脱線するトピックもありつつ、なかなか読みやすくて助かりました。 あと、素直に「現在でも詳しくは分かっていない」、というところが多くて、そういうのは逆に分かりやすいです。良。(3) ----- @全体として、[分子生物学]に関する本 @[細胞と遺伝子]について、[ダーウィン、メンデルからワトソンまでの生物学の成果を説明しながら、]詳しく述べている @[構成]  細胞の成り立ちを概説し、それを包括する神経や免疫の働きを化学的に解説する。→ 発生、分化、体内の情報伝達について酵素の側面から説明する。 → 発生に先立つ遺伝について、遺伝子の発見・DNAの同定を主軸に、詳説する。 → 個体と集団というテーマで、1)器官の集合としての個体、2)群れとなわばりの動物行動学、3)生態学の先端を紹介。 → 生命の起源について、炭素型生物から地球外生命体へのロマンに軽く触れる。

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