知られざる自己への旅 の商品レビュー
何となくタイトルが気になって読みはじめたら興味のある前世療法の話でした。 著者のクライン博士は著名な精神科医で、10年程前世療法のキャリアがありつつ、世間に発表することには戸惑っていた所など、「前世療法」で有名なワイス博士と似ているなと思いました。 ワイス博士の本との大きな違いは...
何となくタイトルが気になって読みはじめたら興味のある前世療法の話でした。 著者のクライン博士は著名な精神科医で、10年程前世療法のキャリアがありつつ、世間に発表することには戸惑っていた所など、「前世療法」で有名なワイス博士と似ているなと思いました。 ワイス博士の本との大きな違いは、著者はクライン博士となっていますが実際には、医療系ライターとの共著となっており、被験者がどう感じているのか詳しい記述がある所です。彼女が何度も被験者となり、セッションを行っていきますが、博士が本を出すか戸惑っている所から、二人の記述が交互に並び、興味深いです。 この被験者であるライターは、この内容を実名で出すことでの周囲への影響等を心配しており、彼女の気が変われば共著にすると博士は記しており、このようなテーマはポピュラーになってきたとはいえ、欧米ではまだまだ難しいのかなと思いました。 原題がThe Healing Possibilities Of Past Livesですので、邦題に過去世や前世、ヒーリングなどのワードが入っていると、そのような本を求めている読者にアピールできるのにと思いました。
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