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ながいながいペンギンの話 の商品レビュー

4.1

16件のお客様レビュー

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2025/05/12

年の近い男の子2人を育てている人には、ある意味かなり臨場感あるんじゃないかと思う。私は男子2人ではないけれど、年の近い子どもを2人育てていて、上の子どもは活発、下は慎重派で、ルルとキキの兄弟みたいだと思った。しかしペンギンは1年でこんなに成長するのか…羨ましい。 冒険するという...

年の近い男の子2人を育てている人には、ある意味かなり臨場感あるんじゃないかと思う。私は男子2人ではないけれど、年の近い子どもを2人育てていて、上の子どもは活発、下は慎重派で、ルルとキキの兄弟みたいだと思った。しかしペンギンは1年でこんなに成長するのか…羨ましい。 冒険するということ。 仲間と過ごすということ。 初版の発行から70年近く経っているけど、今でも読んで違和感はあまりない。一方で、自分が子どもの頃に読んだ記憶は全くなかった。 セイさんと行動を共にすると決意したトトさんの話が、切ないながらも私は気に入った。トトさん側の年齢に近づいている私なので、トトさんの幸せを強く願ってしまう。 子どもに読み聞かせするのには、たしかに「ながいながい」お話だった。 公文式の教材で出てきて、「続きを自分で読む!」と意気込んでいた娘だったが、3つ入っているお話がそれぞれ彼女にとっては長くて数ページで諦めてしまった。毎日少しずつ読んでみたら?と声をかけていたが、なかなかうまくいかない。 図書館に返す前に、軽い気持ちで私が音読してみた。 冒険物語でお話はおもしろい。しかし…1話読むのに30分以上かかった。ノドがカサカサ。 娘はブロックやままごとをしながら、なんとなく聞いている様子だった。 「おしまい」と私が言うと、 「え?ルルどうなったの?」 聞いてなかったんかーい。 翌朝、なかなか布団から出ない娘を起こしに行くと「さむいー」という。 そうか、それならば。 「キミを今日からキキと呼ぼう」 キキは、ペンギンの言葉で〈寒がりやのチビちゃん〉という意味で、弟ペンギンの名前の由来だ。 「ちがうよーぅ、あたしはお姉ちゃんだからキキじゃないよー」と言う。 いちおう、お話の内容を少しはわかっているらしい。 まぁいいよ。いつか自分でもう一度読んでくれ。 そのときに、感想を言い合える仲でありたい。

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2025/02/24

やんちゃで勇敢なお兄さんペンギンのルルと、臆病で慎重な弟ペンギンのキキ。様々な出来事を通してふたりが心身共に成長していく物語。 「《水もぐり》のけいこのときには《水もぐり》を、《きしあるき》のときは《きしあるき》を、ちゃんとれんしゅうしておかないと、『とき』はまっていてくれない...

やんちゃで勇敢なお兄さんペンギンのルルと、臆病で慎重な弟ペンギンのキキ。様々な出来事を通してふたりが心身共に成長していく物語。 「《水もぐり》のけいこのときには《水もぐり》を、《きしあるき》のときは《きしあるき》を、ちゃんとれんしゅうしておかないと、『とき』はまっていてくれないのだよ。きみたちは、もう二どと、ひよっこのペンギンになって、おとうさんやおかあさんに、あまったれることはできないのだよ」という先生のセリフが深い。 セイさんと島を離れたトトじいさんが幸せな最期を迎えたことを願います。

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2024/11/27

 物置状態の部屋を片付けていたら出てきた本。子どもたちのために連れ合いが買った本だと思う。    初版が1957年というから、60年以上も前に発表された本だ。作者のいぬいとみこさんは、著名な児童文学作家。今作は、南極で生まれた双子のペンギンの成長と冒険の物語だ。ペンギンの兄弟が現...

 物置状態の部屋を片付けていたら出てきた本。子どもたちのために連れ合いが買った本だと思う。    初版が1957年というから、60年以上も前に発表された本だ。作者のいぬいとみこさんは、著名な児童文学作家。今作は、南極で生まれた双子のペンギンの成長と冒険の物語だ。ペンギンの兄弟が現実と向き合い、自ら成長してゆく物語で、何と言ったらよいか童話らしからぬ趣がある。山田三郎さんの絵も素敵です。

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2021/09/30

おかあさんペンギンがしかるときに、こどものおしりをくちばしでぺんぺんたたくところが、ぼくのいもうとがおこられるときみたいでおもしろかった。

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2021/05/18

ペンギンの兄弟。全然性格が違うふたり。家族や仲間や先生に支えられて敵や危険にも揉まれつつ逞しく大きく成長していく。ペンギンってそうなんだってことも勉強になった。こういうのを古き良きお話っていうんだな。古いのに古くないっていうのがすごい。シンプルなのにこんなにおもしろい。

Posted byブクログ

2021/01/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小学生の頃、すっごい好きだった記憶があるこの本を、 図書館で見つけて借りました。 2匹のペンギンが登場するっていうお話であることは覚えてたけど、 読んだのが前すぎて読んでいて新鮮だったけどすごく面白かったし、 じんわりするシーンがたくさんありました。 本当にペンギンたちの世界がこんな風に広がっていたらいいなと思います。 作者のいぬいとみこさんのあとがきを見て驚いたのは、 日本の観測隊が南極に行くことがない時代に、 ある雑誌のペンギンの写真を見てペンギンが大好きになって、 南極には実際に行ったことないのにあれこれ空想を広げて、 長い時間をかけてこの本を描いたとゆうことでした。 本が最初に出たのが1953年。 私が読んだ愛蔵版が出たのが1973年。 そして私が小学校のときに読んだのはきっと1990年代で、 またそれを大人になってから読み返したくなる本って、 どんだけ素晴らしいんだって思います。 毎年たくさんの子どもたちがこの本を読んで、 ペンギンの住む世界を空想したりして、 自由に考える力が育ってゆくのって本当に素敵だなと思いました。

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2019/06/21

小学生の頃に出会った児童文学。 この本がきっかけで本が好きになりました。 それまでは本が嫌いで、 友達に『西の魔女が死んだ』という本を勧められても難しくて読めませんでした。『ながいながいペンギンの話』は文字が大きめで漢字も少なく、小学生低学年向けかなという本です。 小学生のこ...

小学生の頃に出会った児童文学。 この本がきっかけで本が好きになりました。 それまでは本が嫌いで、 友達に『西の魔女が死んだ』という本を勧められても難しくて読めませんでした。『ながいながいペンギンの話』は文字が大きめで漢字も少なく、小学生低学年向けかなという本です。 小学生のころ「ながいながい」というタイトルに少し警戒してしてましたが、実際に読んでみると双子ペンギンのルルとキキのおはなしに引きそう込まれていきました。 冒険が大好きなルルと、少し臆病でお兄ちゃんのルルのうしろをついていくようなキキ。小さい頃どちらかというとキキに感情移入していた気がします。 冒険にでたルルは迷子になってしまい、雪の中で力尽きそうになってしまいますが人間に助けられます。 第三のおはなし「さようなら さようなら にんげんさん!」では、助けてくれた人間の「セイさん」が自分の国へ帰ってしまうのですが、子供ながらに「ルルはもうこの人とは一生会えないんだな」と思って泣いてしまった記憶があります。本を読んで切なくて泣くのは初めての体験でした。本当に思い出に残ってる本です。 ---------------------------------------------------- 大人になって読んでみると「ながいながい」おはなしに思えたこの本がすごく短く感じました。子供の頃はルルやキキと一緒に冒険してる気持ちだったのが、大人になってみるといろいろ分析してしまう(笑) 例えば、お父さんペンギンとお母さんペンギンが石を積んで巣を作るシーンが最初にあって「石を積んで巣を作るのならアデリーペンギンだなぁ」とか、 ペンギンのおばさんが話していた人間についての話で、人間はペンギンから油が取れるからと仲間を殺していた。というのがあったけど、それは「実際に人間がやっていたことで、ペンギンオイルをとっていたんだなぁ」とか。 でもやっぱり作者のいぬいとみこさんの表現が素敵で、ペンギンの容姿については 「おとうさんペンギンのような、くろい、あったかい、うわぎ」 「お母さんペンギンのようなしろいぷわぷわのはらまき」 「やわらかい、ねずみいろのはね毛」 と描かれていて、ペンギンを知らなくても想像しやすくなっています。 ----------------------------------------------------- 最近アマゾンプライム動画で『南極ペンギン物語〜スノウ誕生から旅立ちまで〜』という動画を観てからペンギンブームがきているので、またペンギンが出てくる小説を読もうと思います(笑) 皇帝ペンギンの動画だったけど、途中でアデリーペンギンも出てました!アデリーペンギンの可愛さといったらもう!!漫画みたいな目が特徴で、皇帝ペンギンよりも小走りでよりコミカルです。可愛いです、ペンギン。

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2017/01/19

ペンギンの兄弟ルルとキキは、生まれたばかりだというのに元気いっぱい。両親のるすにこっそり家をぬけだします…。さむがりやでくいしんぼうの愛らしい主人公たちが大活躍。

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2016/06/29

かわいい ペンギンのふたごの兄弟 ルルとキキ。  ルルというのは、ペンギンのことばで 「くしゃみくん」  キキというのは、「さむがりやのちびくん」という意味です。    好奇心旺盛で勇気のあるルルと ちょっぴり気弱だけど心優しいキキ。    雪や氷につつまれた南極の世界で、くりひ...

かわいい ペンギンのふたごの兄弟 ルルとキキ。  ルルというのは、ペンギンのことばで 「くしゃみくん」  キキというのは、「さむがりやのちびくん」という意味です。    好奇心旺盛で勇気のあるルルと ちょっぴり気弱だけど心優しいキキ。    雪や氷につつまれた南極の世界で、くりひろげられるルルとキキの冒険、そして成長の物語。    ルルの足にむすびつけられた青いけいとのリボンは、いったいだれが……。    小さなお子さんには、少しずつ読み聞かせてあげるのもいいのでは。きっと、お話の続きが待ち遠しくなると思いますよ。  (つむぎ)

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2015/01/06

『北極のムーシカミーシカ』と同じ著者、いぬいとみこさんの作品です。初版は1963年。 人にもよるのでしょうが、私はこちらの方がなじみがあり、子供の頃は繰り返し読んだ1冊です。たまたま親が買い与えたのがこちらだった、ということかもしれません。 こちらの舞台は南極です。 おとうさん...

『北極のムーシカミーシカ』と同じ著者、いぬいとみこさんの作品です。初版は1963年。 人にもよるのでしょうが、私はこちらの方がなじみがあり、子供の頃は繰り返し読んだ1冊です。たまたま親が買い与えたのがこちらだった、ということかもしれません。 こちらの舞台は南極です。 おとうさんペンギンとおかあさんペンギンは、交代で一生懸命、卵を温めています。もうすぐあかちゃんが生まれるのです。 最初に生まれたのは元気なぼうや、ルル、次に生まれたのはさむがりやのキキ。 ときに小さな探検をし、危ないと言われる「人間」とも出会いながら、2匹のペンギンの男の子は大きくなっていきます。そして2匹は、ある日、とんでもなく大きな冒険に旅立つことになります。 そこで出会ったのはシロナガスクジラや皇帝ペンギン、そして怖い怖いシャチ。 さぁ、2匹は無事におうちに帰れるでしょうか。 ペンギンの子育てや子供のペンギンが泳ぎを習う「学校」、人間と子ペンギンの交流など、ペンギンの生態を踏まえつつも、物語として楽しい成分が加えられ、遠い南極へ、そしてかわいいペンギンに、あこがれがふくらみます。 2冊を改めて読み返し、いぬいさんという方は、動物が大好きで、そして人間が動物(特に野生動物)に及ぼす影響を十分に知りつつも、それでも、どうにかうまく共存していきたいという切実な祈りのようなものを抱えた人だったようにも思えてきます。 甘いだけではない、けれど、その作品には優しさと愛があります。生きていくのはときには大変だけれど、懸命に生きる動物はこんなにも愛おしく美しい。そう語りかけながら、同時に、だから私たちも楽しく強く生きていこうと励ましてくれているようにも感じます。 時を経ても、私はこの作品、大好きです。 *生きものや子供の生き生きとした冒険を描くといえば、ちょっと考えただけで、『龍の子太郎』、『ちびっこカムのぼうけん』、『冒険者たち――ガンバと十五ひきの仲間』なども思い浮かびます。昭和30年代~40年代というのは、ある意味、児童文学のよい時代の1つだったのかもしれません。

Posted byブクログ