イスタンブールのへそのゴマ の商品レビュー

フジイセツコ(著者)

2009/10/07

8月22日読了。イスタンブールにて暮らした著者の、手書きイラスト・文章あふれる生活体験。女性の著者の実体験だけあり、主にトルコの元気のいいおばさんについて多くの生き生きとした描写が見られ面白い。世界遺産をめぐる観光もいいが、暮らしてみて初めてわかることも多いのだろうなー。トルコ、魅力的な国のようだ。

2009/10/04

トルコに５年間暮らした著者フジイさんのエッセイ。旅行の予習のためにガイドブックと一緒に買いました。　◆活字のページと手書きのページが半々くらいだったので、サクサク読めました。フジイさんのイラストやスケッチ、私は好きです。えんぴつ描きで素朴な感じ。そのあったかさが、この本から受けた「情に厚い」ってトルコの印象とだぶります。　◆あくまでもこれは「暮らした記録」なので旅行にすぐ役立つ情報はないけど、それは『地球の歩き方』や『AB-ROAD』の仕事。私はこの本から、観光地や料理の写真を何枚見てもわからないトルコの雰囲気を感じる事ができました。なんとなく、だけど。　◆読んでみて、トルコはコミュニケーションの濃厚なところ、というイメージを持ちました。
よくも悪くも…。通りすがりでも困っている人がいたら助けてあげたりする反面、同じアパートの住人同士にはプライバシーがなかったりするそうです。フジイさんは引越しの直後、下の階のおばさんの訪問を受けて全室をあっという間にチェックされたとか。私の滞在は一週間だけなので、
そこはあまり心配していませんが。　◆それより気になるのは、この本に書いてあったトルコの脱毛事情。イスラム国では手足やわきと同じ感覚で局部も脱毛しちゃうんだって。ハマム（公衆浴場）に行ったら、確認してみたい。

2009/10/04

単純なイラストだけど、その中に書き込まれた情報は大量です。トルコでの生活が愛情たっぷりに描かれていて、興味が次第に湧いてきます。特に食事が！冬のトルコも美味しそう。

2009/10/04

イスタンブールに在住した作者による生活記。詳細なイラストと、異文化に四苦八苦しながら楽しむ姿勢が好感度大。