1,800円以上の注文で送料無料

エクソシストとの対話 の商品レビュー

4

5件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    3

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2014/05/13

「エクソシストって何ですか?」と、並々ならぬ好奇心を抱き、近くの教会に一人聞きに行った中学生の頃。まぁ上手くはぐらかされてしまったけどw キリスト教には公式のエクソシストがいて、ヨーロッパでは広く受け入れられているらしい。 この書は彼らにインタビューをしたノンフィクション。 エク...

「エクソシストって何ですか?」と、並々ならぬ好奇心を抱き、近くの教会に一人聞きに行った中学生の頃。まぁ上手くはぐらかされてしまったけどw キリスト教には公式のエクソシストがいて、ヨーロッパでは広く受け入れられているらしい。 この書は彼らにインタビューをしたノンフィクション。 エクソシストって何かな?と、ちょっとでも興味あるのなら是非読んで!

Posted byブクログ

2012/06/15

長年エクソシストとして奉仕したカンディド神父のエピソードは、感動的かつ不思議。悪魔払いの場には確かに神の実在があると思う。 心理学と悪魔つきの関わりにも切り込んだ興味深い内容。

Posted byブクログ

2012/01/19

心の癒し。 悪魔に憑かれた人々から、悪魔を祓う人。エクソシスト。 私にとってそのイメージはあるホラー映画に出てくる悪魔祓いのシーンだった。 少しずつ宗教というものを学ぼうとしているのだが、教科書を学ぶような正攻法と並行して興味のある分野から入ることもしている。 悪魔(を含...

心の癒し。 悪魔に憑かれた人々から、悪魔を祓う人。エクソシスト。 私にとってそのイメージはあるホラー映画に出てくる悪魔祓いのシーンだった。 少しずつ宗教というものを学ぼうとしているのだが、教科書を学ぶような正攻法と並行して興味のある分野から入ることもしている。 悪魔(を含む存在が証明されていないものたち)の実在は度々論争の的となるようだ。 個人的には否定する根拠がないこともあり、いるかもしれないと考えている。 実際に生きている身としてはその存在の有無よりも、それらがもたらす影響の方が実生活において重要だろう。 現在は悪魔祓いも近代化され、近代医療と連携をとりながら行うことが重要だと主張されている。 実際に訪ねてきた人々の僅かが悪魔憑きと判断され、精神科医や心理療法を紹介されるらしい。 手段は色々でも結局は患者が悩みから解放されれば、悪魔祓いでも精神療法でもいいように思う。 ストレスや思い込みで人は不調になる。それを解消するのが例え思い込みであっても、悪魔祓いが功を奏するならそれでいいだろう。 人を廃人にするにはたった一つの言葉でいい。 それなら、回復させるのも一つの言葉で出来るのかもしれない。 その人の心を癒すことは、病を癒すことより重要だ。

Posted byブクログ

2011/11/27

一線で活躍するエクソシストたちへの丹念な取材と対話によって、日本人には馴染みのないエクソシズムという文化に切り込んだ労作。

Posted byブクログ

2014/01/28

エクソシストについてのノンフィクション。といっても超常現象のような記述はほんの一部で、大部分は一人の著名なエクソシストを軸にして、公式エクソシストについてと、公式エクソシストをめぐる現在とその歴史が明快に描かれている。 知らなかったことを知るのは楽しい。中世ヨーロッパを覆い尽くし...

エクソシストについてのノンフィクション。といっても超常現象のような記述はほんの一部で、大部分は一人の著名なエクソシストを軸にして、公式エクソシストについてと、公式エクソシストをめぐる現在とその歴史が明快に描かれている。 知らなかったことを知るのは楽しい。中世ヨーロッパを覆い尽くした悪名高い魔女狩りが、国によってはまだマシなところもあったとか。キリスト教がずっとイスラム教を弾圧していたとか。昔のキリスト教にとって悪魔というのは異教徒のことだったとか。聖職者になりたい子どものための修道院のこととかも。ヨブ記の解釈も新鮮だった。悪魔は神に愛されている人に惹かれる。苦悩を超えた先にある深淵に触れることで人はより偉大になるのだ、という解釈だ。 物事には色んな面があって、知れば知るほど目に映る世界は豊かに美しくなる。 娯楽のつもりで読み始めた本だったのに、信じたいと思っていることが書かれていた。不思議な縁を感じる。人は必要な時に必要な物や人に巡り会うようになっているというのは本当かもしれない。 『エクソシストは語る』ガブリエーレ・アモルス 『愛 その他の悪霊について』カルシア・マルケス 『魔女狩り』ジャン・ミシェル・サルマン 『肉体と死と悪魔』マリオ・プラーツ 『悪霊』コッラード・バルドゥッチ 『天使と悪魔』ハーバード・ハーグ 『悪魔、悪魔学、魔女』ヘンリ・A・ケリイ 『魔術都市トリノ』ジュデッタ・デンバッハ 『魔術への旅』チェチリア・ガッタ・トロツキ 『心理学者とエクソシスト』アモルス 『ニュートンの錬金術』 『今昔物語』 『胎児の世界』三木成夫 『きつねつきの科学』高橋紳吾 『神の国』アウグスエティヌス

Posted byブクログ