新・代表的日本人 の商品レビュー
佐高信が編者になると代表的な日本人はこの10人になるという。 伊庭貞剛、出口王任三郎、幸徳秋水、松永安佐エ門、与謝野晶子、石橋湛山、尾崎放哉、嵐寛寿郎、本田宗一郎、佐橋滋。 この10人を全部知っているわけもなく、ふうむ、なぜこの10人が代表的な日本人なんだろうかというところから、...
佐高信が編者になると代表的な日本人はこの10人になるという。 伊庭貞剛、出口王任三郎、幸徳秋水、松永安佐エ門、与謝野晶子、石橋湛山、尾崎放哉、嵐寛寿郎、本田宗一郎、佐橋滋。 この10人を全部知っているわけもなく、ふうむ、なぜこの10人が代表的な日本人なんだろうかというところから、この本を読むことが始まる。 これらの10人に対して、それぞれ10人の書き手が紹介している。 過去に出版されたものを1冊に編み直したもので、今から50年以上前に書かれたものもある。 取り上げられた10人の魅力もあるが、紹介する書き手の文書にぐっと惹かれる部分もあった。 個人的には上野千鶴子の紹介した尾崎放哉、竹中労の紹介した嵐寛十郎、この二人の生き方に唸らされてしまった。
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