娘をいらいらさせるおせっかいな母親たち の商品レビュー

スーザンコーエン(著者),エドワードコーエン(著者),鈴木秀子(訳者)

2024/05/22

この本はイライラさせられている娘に向けて書かれた本である。
私は母親の立場で自分が娘をいらいらさせてないか？娘にとって毒親なのではないかという思いで読んだが、時々、身につまされる事はあるものの、親としてどうすれば良いかは答えを得ることが出来なかった。
娘の立場になると、とても良い本であると思う。
私の母はここに出てくるような酷い母親ではないので、あまり参考にならなかった。

2015/09/06

母親とその娘の関係…。反発と依存の繰り返しの中でお互いに自立してよい関係を築くための参考書。自分を戒めてます。

2014/06/19

間違いなく、娘をいらいらさせる母親になるであろう私。
ぶっちゃけちゃうと、思春期の娘にとって母親にいらいらしないなんて、ありえんだろうと思うわけですが。

長女はもう、文字がそれなりに読めちゃうんで、この本の表紙を見て「なんでこんな本を読むの？」と聞くから「家族が仲良くするために、ママはいろんな本を読んで勉強するんだよ」と答えました。
読んで、知って、でも、できるとは限らないんだけどさぁ。

本を読んでいく中で「あ、うちはこのタイプだ」って、私の立場は母親にもなり、娘にもなり、いろいろ見直していくことになりました。
毒親対処法って感じではあるんだけども、ちょっと抽象的な表現が多いので、即効性はないかも。
ただ、いろんな事象は、変えられないけど、自分の認識が変われば、受け取り方が変わるので、世界が変わる。
私も、娘も、生きるのが少しでも楽になっていけたらいいな。一緒に生きていくんだし。

2013/06/07

P40
互いに依存心が抜けない母娘関係に陥ると実に厄介。まず自分自身の考えを信頼できなくなる。何しろ自分の考えを他人に話しているとき、あなたは自分が口にしているのが自分の願望なのか、それとも母親の願望なのか、見分けがつかないのだから。
あなたはいうつもりでないことを口にし、自分の考えていたことと、まるで違った行動を取るかもしれない。幽霊に操られているような気がすることもあるだろう。