ロスト・ストーリー の商品レビュー

伊藤たかみ(著者)

2018/04/12

僕と兄（アニー）とその彼女とその新恋人と彼女の妹と。舞台は日本なのか？なんだか最後までついていけずにつらかった。

2009/10/04

伊藤たかみさんってすごい、と思った本。

物語(人生)の隙間に生きる登場人物(自分自身の人生を見出せていない人)に自分を重ねて読んだ。
ロストストーリー(過去の人生)を
自分の中に取り込んで、未来に向かって
進んでいかないといけない。

2009/10/04

読後感の悪いようないいような、不思議な小説。
自分が自分であること、男と女。
なんかいろいろ哲学的な上、ものすごくヘビーでした。

2009/10/04

人はみんな自分の物語の中で生きている。でも、ほんの一部に物語の隙間で生きている人が居る。隙間で生きている人は、いろんな人の物語の中に入って、そしていつか消えていく。
そんな感じのファンタジーです。この人の小説にはハッピーエンドって言うものがほとんど無いです。余韻を存分に残して終わります。いい意味で、平坦な小説かなと思います。