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ホワイト・ジャズ の商品レビュー

4.1

15件のお客様レビュー

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2009/10/04

LA4部作ラスト。映画からLA4部作を見た人間としては、エクスリーの行く末が一番気になってたんですが…。 誰1人として単純な爽快感に浸れる登場人物がいないところが、逆にすごく好き。

Posted byブクログ

2009/10/04

実は4部作のうちの1冊だったようです。他の巻から入れば前半部も読みやすかったのかも。アメリカ警察の腐敗を土台にしたノワール小説。はき散らかすような言葉と展開がリアルな事件と景色を広げる。最初はとっつきに喋り口がだんだん癖になって行きました。

Posted byブクログ

2010/04/20

文章のカンジとかはこっちの方がスキ・・・。 ラストでどうしてか泣いてしまった。 (ちなみに「泣ける話」とはほど遠い) そんなわけで(?)映像化とかあんまりしてほしくないな〜・・・なんて思うわけです。

Posted byブクログ

2009/10/04

アメリカ文壇会の狂犬と呼ばれるジェイムズ・エルロイの作品。 よくキングとならび称されていたので気になって読んでみました。 電文体と呼ばれる説明を最小限まで省く文章は噂通りに読みにくく、 5回くらい挫折して返却してしまった。 この作品は暗黒のLA4部作の最後の物語で、LAの50年〜...

アメリカ文壇会の狂犬と呼ばれるジェイムズ・エルロイの作品。 よくキングとならび称されていたので気になって読んでみました。 電文体と呼ばれる説明を最小限まで省く文章は噂通りに読みにくく、 5回くらい挫折して返却してしまった。 この作品は暗黒のLA4部作の最後の物語で、LAの50年〜59年の間の最後の2年間が描かれています。 Wiki等で調べてわかったんですが、 登場人物、事件等は実際にあったものがほとんどで実名で出てくる人もありました。 ストーリーは主人公の汚職警官がLA市警の3つの派閥、検察、2つのマファアのファミリーの陰謀、策謀に翻弄されてゆくというもの。 登場人物と伏線が多すぎるのと、エルロイらしいと言えばそれまでになるけど内容と言葉が汚くて生理的に受け入れ難かった。 しかし読むのを挫折してみるもので、何度も読んだおかげで何十人と出てくる登場人物にも きちんとした個性や表情があったり、伏線のひとつひとつを把握すると、 それに翻弄される組織や人物などが浮き彫りになるのにも驚いた。ジャンルはノワールとも犯罪小説とも言われているけど、どこかのレビューで見た”陰謀小説”という単語が一番しっくりときた。 ここ数年で一番読み応えがあり、作家に対して嫉妬と畏怖を感じ、また最高に面白かった作品でした。

Posted byブクログ

2009/10/04

装丁もらいすき!!エルロイ先生のオニオンリングのようにカラっと揚がった暴力描写は妙な昂揚を引き起こします。アマゾンかなんかで「バケツの中の汚物をひっくり返したようだ」とか書いてあった。物語として読めない。呪詛のリズムに乗るばかり

Posted byブクログ