塔の断章 の商品レビュー
パズルのような小説。…
パズルのような小説。こういった凝った形式はとても好きです。書くのは大変そうです。『断章』の名のとおりに、文章はばらばらに並んで出てきます。作者は読者をどのように引っ掛けようとしているのかを考えながら読むと面白いと思います。引っかからなかったときは喜べますし、引っかかっても感心させ...
パズルのような小説。こういった凝った形式はとても好きです。書くのは大変そうです。『断章』の名のとおりに、文章はばらばらに並んで出てきます。作者は読者をどのように引っ掛けようとしているのかを考えながら読むと面白いと思います。引っかからなかったときは喜べますし、引っかかっても感心させられるような本だと思います。
文庫OFF
章が変わるごとに、な…
章が変わるごとに、なぜ、こんなに話が跳ぶのか、不思議に思いながら読んだが、最後にきて納得。作者のトリックに、まんまと騙された。
文庫OFF
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一気読みしてその場で再読 ペンネームしか出てこなかったからその辺に仕掛けがと疑いつつ読んだけど、それ以上の仕掛けがいくつもあり、2回目でとっても納得、走馬灯ね 読後は物悲しい
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プロローグとエピローグの間に、時系列がバラバラになった、断片的なエピソードが多数挟み込まれるという、変わった構成になっている作品です。 一見、読みにくいと思われるのですが、時間の流れはある程度把握出来るので、思っていたよりも読みにくさは感じられませんでした。ちょっと短めの長編と...
プロローグとエピローグの間に、時系列がバラバラになった、断片的なエピソードが多数挟み込まれるという、変わった構成になっている作品です。 一見、読みにくいと思われるのですが、時間の流れはある程度把握出来るので、思っていたよりも読みにくさは感じられませんでした。ちょっと短めの長編と言えそうな分量も、この作品には丁度良さそうですね。
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冒頭と最後を繋ぐ納得感がいい。よく出来ていると思うが、間のメリハリがいまいちかなぁ〜。 『Jの神話』『匣の中』のようなキレはない。 てか、Jと匣が名作すぎるのか。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ある別荘の塔の上。そこから女は落ちていった…。 転落した被害者の兄は、妊娠していた妹の相手の男の特定調査を友人・天童に依頼した。そして製作中だったゲーム「機械の森」の原作者であり小説家・辰巳まるみには、その調査に同行しつつ、転落したその日のことを小説にして欲しいと依頼する…。 え~…、騙されました。以上。(終ってどうする…) 詳しく書くとネタバレしますので書けないんですが、ラストでようやく意味がわかりました。(女≠妹だ) 構成の妙というか、1発芸というか…。2度とは使えない手法ですね…。 確かにこのオチにするにはこの構成(時系列がバラバラ)で書くしかないんですが、その代わりに登場人物の心理描写がわかりづらく、私は非常に読みづらかったです。主人公の気持ちすらわからないっていうのは、結構キツイものですよー… 結局、男はいつ孕ませたのさ…誰か教えて…(T_T) ちなみに、文庫版では作者自らがあとがきにてネタバレをしていらっしゃいます。基本的なネタ以外に、ノベルズ版で読者に全く気づかれていない伏線があったそうで。まぁ、誰にも指摘されないのも哀しいですしねぇ…。 これから読まれる方は、2度手間にならずに済みますから文庫の入手をオススメ致します。 ………………結構なんでも読んでる私にしては珍しく「ハズレ」でした……。フィーリングが合わないのね…
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塔から女が落ちる話。 ゲーム制作チームとその友人が洋館に集まったところ、その館の塔から妊娠中の女性メンバが墜落した。 断章が散らばっていて、一進一退なかんじで話が進みます。 ミステリとしては意外性がない。。 でも走馬灯はちょっとおもしろいと思いました。 時系列が飛ん...
塔から女が落ちる話。 ゲーム制作チームとその友人が洋館に集まったところ、その館の塔から妊娠中の女性メンバが墜落した。 断章が散らばっていて、一進一退なかんじで話が進みます。 ミステリとしては意外性がない。。 でも走馬灯はちょっとおもしろいと思いました。 時系列が飛んだ話をこのごろよく読む。図らずも。縁ですかね。
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男か女か疑いながら読んでたけど、疑う必要はなかったらしい。もっと純粋に本を読めって事かな・・・。 で? 誰の子だったの?
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使う古されたトリックの組み合わせを使うなら、ストーリーで読ませるとか工夫が欲しいかな。 読みやすいけど何故か疲れました。
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