「正しく」考える方法 の商品レビュー
「正しい議論へのアプローチの方法」をアカデミックに解説した本である。本書で紹介されているアプローチは大きく「演繹的な議論」「帰納的な議論」「非演繹的な議論」「因果的な議論」の4つだ。 ここで”アカデミック”と比喩したのは、上に述べたアプローチの解説にあたって、著者は文章をいくつ...
「正しい議論へのアプローチの方法」をアカデミックに解説した本である。本書で紹介されているアプローチは大きく「演繹的な議論」「帰納的な議論」「非演繹的な議論」「因果的な議論」の4つだ。 ここで”アカデミック”と比喩したのは、上に述べたアプローチの解説にあたって、著者は文章をいくつかの部品に分解して・・・そうそれは、あたかも中学時代に習った英語の五文型(例:SVOC)のように・・・その組み合わせを詳しく考察しているからである。 決して”万人受けする本ではない”が、「正しい議論をする力」、「議論を正しく理解する力」を身につけたがっている人にとっては、有効な手段の1つになりうるものだとは思う。なぜなら「やれ、記号が多い」「やれアカデミックだ」などと揶揄したが、ロジカルにモノを考えるということは、合理的・・・いや、数学的に考えることと非常に似ているからだ。 (書評全文はこちら↓) http://ryosuke-katsumata.blogspot.com/2012/02/blog-post_11.html
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