漱石とその時代(第5部) の商品レビュー
江藤淳が一生かかってたどり着いた場所がここにあると思います。漱石の孤独の場所に寄り添う江藤の、鬼気迫る悲哀。それにしても、結局、道半ば、頂上に辿り着く前に、自ら命を絶った老批評家江藤淳の姿が思い浮かんでくるまれにみる著書というべきではないでしょうか。
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江藤淳が一生かかってたどり着いた場所がここにあると思います。漱石の孤独の場所に寄り添う江藤の、鬼気迫る悲哀。それにしても、結局、道半ば、頂上に辿り着く前に、自ら命を絶った老批評家江藤淳の姿が思い浮かんでくるまれにみる著書というべきではないでしょうか。
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