食は時代とともに の商品レビュー
インスタントラーメンを発明した安藤百福の著作。 戦後の飢えを見ることで、食こそが大切だとおもい 昭和33年(1958)にインスタントラーメンを開発した。 日本の特産品への想いが 丁寧に語られている。 そして、中国でつくられたメンが イタリアのパスタにどのようにつながったかを ...
インスタントラーメンを発明した安藤百福の著作。 戦後の飢えを見ることで、食こそが大切だとおもい 昭和33年(1958)にインスタントラーメンを開発した。 日本の特産品への想いが 丁寧に語られている。 そして、中国でつくられたメンが イタリアのパスタにどのようにつながったかを 調査する。 韓国、ブラジルのめん事情。 そして、百福のエッセイ。と対談 経営に対する 百福語録。 年頭の挨拶が 4字熟語×2 8文字で表そうとする。 メンを基礎として 食文化について 多面的な角度から 語る姿は インスタントラーメンの 語り部のようだ。 『時流無停』という言葉で 時代の変化を着実に つかまえようとする姿勢が素晴らしい。
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食育や地産池消を推進するにあたって購入した本のうちの一冊です。チキンラーメンで一時代を築いた日清食品の創業者である安藤百福氏が自身で国内を巡った郷土料理を知る旅、海外への調査団派遣、食のエッセイ、座談会など、氏のこれまでの書籍を加筆再編した内容となっている。百福氏の目を通して、食...
食育や地産池消を推進するにあたって購入した本のうちの一冊です。チキンラーメンで一時代を築いた日清食品の創業者である安藤百福氏が自身で国内を巡った郷土料理を知る旅、海外への調査団派遣、食のエッセイ、座談会など、氏のこれまでの書籍を加筆再編した内容となっている。百福氏の目を通して、食を知り、また、これからの食の変容を考えていくことのできる一冊です。また、それは日清食品の創業理念に通じるところであり、その創業の心、経営者の在り方を学ぶこともできる。 市川育夢
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