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快読シェイクスピア の商品レビュー

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2020/08/04
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※このレビューにはネタバレを含みます

「ロメジュリ」から始まり「リチャード3世」に終わる、沙翁翻訳家と心理学者の対談。シェイクスピア37作品から何故この6作品がピックアップされたのかは気になるところ。「間違いの喜劇」は未読なので、読んでみよう。 安野光雅の表紙もホッコリ素敵。

Posted byブクログ

2009/10/07

河合隼雄と、シェイクスピアをかなり読み込んでいる松岡さんという方の対談形式。めっちゃ面白い。 シェイクスピアってほんと、奥が深いよなー。なんで、こんなに人間をとらえることができるんだろう。 井上ひさしは「シェイクスピアの頃から、笑いは変わってない」と言ってましたが、「人間の本質」...

河合隼雄と、シェイクスピアをかなり読み込んでいる松岡さんという方の対談形式。めっちゃ面白い。 シェイクスピアってほんと、奥が深いよなー。なんで、こんなに人間をとらえることができるんだろう。 井上ひさしは「シェイクスピアの頃から、笑いは変わってない」と言ってましたが、「人間の本質」もまた変わっていないのではないかと。 表紙の絵もいいよね、グローブ座で上演しているイラスト。 日本の森とヨーロッパの森、双子や兄弟のアイデンティティ、男女の恋愛は一番のつながり、影法師、男装の女性、悪になりきった悪の悪、王様になれば目的を達成してしまって転がり落ちるだけ。 ロミオとジュリエット  なぜジュリエットは十四歳なのでしょう?  歓びを愛によって殺す 間違いの喜劇  双子の運命やいかに  「兄弟」と「未来」に隠されたもの 夏の夜の夢  シェイクスピアの眠りと夢と 十二夜  ”憂い顔の喜劇”の面白さ ハムレット  ハムレットの三十年の人生  「誰だ?」で始まる理由・・・埃鎮め リチャード三世  悪党は、なぜ興味つきないのでしょう?

Posted byブクログ