忍びよる食糧危機 の商品レビュー

高木善之(その他)

2009/12/11

少し古い本ですが、大人が読んでも子供が読んでも引き込まれる内容です。
文字の大きな教科書を読んでいるようにわかりやすく、
読み進めるうちに危機感を募らせるのではないでしょうか。

わたしたちの主食はお米なのに、
実はトウモロコシを食べていることになっているのだそうです。
それは何故かというと、昔に比べてグンとお肉を消費するようになり、
牛や豚や鶏を飼育するのに１０倍の穀物を間接的に消費しているのだとか。

日本の人口は世界全体の２％程度だけれど、日本の資源の消費量は世界の２割を占めているとか。

人間として知らなければいけないことがたくさん詰まっていると思います。