ゴッホ「医師ガシェの肖像」の流転 の商品レビュー
ゴッホの略伝と、19世紀末から20世紀齊藤了英氏が124億円で落札するまでの画商やコレクター達の群像。それぞれの所有者の人生と周辺、ナチスによる略奪についても詳しい。重厚で、文庫より厚めのハードカバーで成り立つ内容。 後書きにもあるが、ゴッホが評価されない孤独で貧しい画家というイ...
ゴッホの略伝と、19世紀末から20世紀齊藤了英氏が124億円で落札するまでの画商やコレクター達の群像。それぞれの所有者の人生と周辺、ナチスによる略奪についても詳しい。重厚で、文庫より厚めのハードカバーで成り立つ内容。 後書きにもあるが、ゴッホが評価されない孤独で貧しい画家というイメージへの反論と、日本への偏見はある。 読み解き切れてないが、周辺史を追うなら読んでおいて良い。 齊藤了英や静岡、住友銀行については機会があれば。
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読みごたえあったのでプチまくらにもなった。・・・再び読み直したけど、やっぱりガシェさんの肖像画はこの世にないの??? 誰か続きを書いてください。
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