ルール の商品レビュー
ハバネロみたいな作品。 読み進めるうちに頭ぶん殴られたかのような感覚に陥ります。 辛くてもう読みたくないと思うんだけど、 ページをめくる手が止まりません。 自分の生きている世界がいかに狭いことか。 いかに形骸化したルールに縛られているか。
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性転換、結婚と離婚、なぜ人を殺してはいけないのか等、なぜいけないのか?よくないと思われてるのか?実はちゃんと答えられないテーマで興味深い。かみくだいてるけど、大人でも考えながら読まないと難しいと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
第1章で自分の殻の中に閉じ籠ることによって、後天的に自閉症になることがあるという趣旨の記述がある。 自閉症は先天的な脳の病気で後天的に発症するものではない。 1980年代頃までは後天的な発症が考えられていたようだが、この本の出版は1999年である。 10/31読了 全体的にくどい言い回しが多く読みにくいが、取り上げている内容は興味深い。 高校生・大学生にはいいかもしれないが、中学生には少し難しいかもしれない。特に終盤。 第5章のなぜ人を殺してはいけないかは特に興味深く読んだ。 自立性を重視した個人カリキュラム型(自立と相互貢献)への教育改革は必須だと感じた。 大人が色々な世間を持っているというバックグランウンドが子供への説得力につながるというのも納得できる。 そのための学童保育等のシステムの拡充にも言及しているが、短時間労働やその他の活動にも対応できる保育システムの拡充等対応は多岐にわたると考えられる。 内容は悪くないが文章のくどさと、自閉症の記述で★★とした。
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この本が書かれたのが1999年で、私が大学一年生の時である。 話題は良く聞く内容だけども、自分がきちんと理解している項目は殆ど無かった。なので勉強になった。 ここに書かれているのは、今の時代のあるがままの姿で、今の時代の評価ではないところが良かった。 スッキリはせずモヤモヤする本...
この本が書かれたのが1999年で、私が大学一年生の時である。 話題は良く聞く内容だけども、自分がきちんと理解している項目は殆ど無かった。なので勉強になった。 ここに書かれているのは、今の時代のあるがままの姿で、今の時代の評価ではないところが良かった。 スッキリはせずモヤモヤする本だったけど、読んで良かった。 本の結びは「人間が直接人間を改造出来ない以上、制度や枠組、すなわちルールを変えるしかないのです。」→なるほど(^^)
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「なぜ人を殺してはいけないのか」という内容が面白かった。心理学本によく登場する「自尊心の重要性」がここにも登場するとは思わなかった...。
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性転換から人殺しまで、倫理と法律の曖昧な関係が少しは分かる。子ども達も興味あるのではないかと思うし、真の意味での社会科なのではと思う。
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