1,800円以上の注文で送料無料

ばんざい!ドラゴンズ の商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/07/15

 1999年の中日ドラゴンズは第二次星野仙一監督4年目。  本書はこのシーズンの中日ドラゴンズの試合を見開き2ページでポイント解説しています。詳細な試合レポートではなく、あくまでも著者が重視するポイント中心の感想です。  私はこの年の優勝は開幕11連勝の勢いで独走したというイメー...

 1999年の中日ドラゴンズは第二次星野仙一監督4年目。  本書はこのシーズンの中日ドラゴンズの試合を見開き2ページでポイント解説しています。詳細な試合レポートではなく、あくまでも著者が重視するポイント中心の感想です。  私はこの年の優勝は開幕11連勝の勢いで独走したというイメージがあったのですが、5月には失速して一時は就任1年目の野村タイガースに首位を奪われたり、最後には読売巨人軍とデッドヒートとなって決して楽な優勝ではなかったようです。   8月17・18・19日のナゴヤドームでの対読売巨人軍3連勝は、丁度私も2日に渡る難関資格試験と重なっていたので思い出深い。  これで優勝が決まったものだと思ったら、その後読売に1勝2敗を2回も喫すなど、読売がしぶとく食い下がってなかなか優勝できなかったようです。  ということで本書の同時進行ルポは9月21・22・23日の対広島カープ3連勝で終わり。9月30日にようやく優勝が決まったというのだから、最後まで盛り上がったシーズンだったようです。 (そういえば優勝を決めた1999年9月30日は、「東海村JCO臨界事故」が発生して騒然としていた日でした。)   [wikipedia:東海村JCO臨界事故] (そういえば1999年の前のリーグ優勝した1988年は「自粛」と言われていた年でした。)    こんな風に1つのシーズンを1冊の本にするのはなかなかのアイディアです。後の時代に歴史的な資料となります。特に人気球団だと需要がありそうですが、その後類似企画はなかったのでしょうか。    私が何で中日ドラゴンズを応援していたのかと振り返れば、土地柄かたまたま周囲に読売巨人軍ファンと阪神タイガースファンが多かったので、多数派に属するのが嫌いで周囲の多数派と一緒に喜んだり嘆いたりするのが嫌な私は天邪鬼精神で中日ドラゴンズファンを称していたのでした。(もし愛知県に生まれていたらタイガースファンになっていたかも?)  その後中日ドラゴンズは落合監督の常勝時代を経て、現在は長期凋落中。  私もプロ野球というよりもスポーツ全般の関心はなくなりました。  今はただ読売巨人軍が負ければそれでいいという境地です。  それでも、中日ドラゴンズには上位で競ってほしいと思います。何といっても読売巨人軍の最大のライバルは中日ドラゴンズなんですから。 OLDIES 三丁目のブログ  1999年の星野中日ドラゴンズ   https://diletanto.hateblo.jp/entry/2022/07/15/203924

Posted byブクログ