サイコパスという名の怖い人々 の商品レビュー
様々なパターンの犯罪者、サイコパスの実例が記載されており興味深く読ませてもらいました。 生い立ちから分かるように書いている。
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他の本だと、専門家以外がむやみやたらに判断するのは危険として、載せていない場合がほとんどなので、巻末の診断基準資料が貴重だと思いました。
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かつて精神科医に左翼が多かったことを実感させるのがこの著者。 戦場のサイコパスといって731部隊に従軍慰安婦問題に大陸での兵士の犯罪行為の手記が出てくる。「従軍慰安婦」という言葉が多分に政治的であることもさることながら、「すさまじい描写が次々と出現するが、これが現実の戦争である...
かつて精神科医に左翼が多かったことを実感させるのがこの著者。 戦場のサイコパスといって731部隊に従軍慰安婦問題に大陸での兵士の犯罪行為の手記が出てくる。「従軍慰安婦」という言葉が多分に政治的であることもさることながら、「すさまじい描写が次々と出現するが、これが現実の戦争である」(39ページ)として紹介される兵士の手記が、実はエロ同人誌のようなものだったことが発覚している。 モノは「日本生活心理学会」の機関誌の『セイシン・リポート』第14号。一見権威ある学会誌のように見えるが、自称学会であって学術的な後ろ盾は特になさそうである。 この号が発禁とか言われているが、研究しているサイトが存在し、 http://www.kanwa.jp/xxbungaku/SexualReport/Seishinkai/Report/Report.htm 第14号の目次もそのリンク先に示されている。並んだタイトルをご覧いただければ「エロ同人に類するもの」ということにご同意いただけるかと思う。果たしてそこにある記事と事実との距離はいかほどか。 そして、その内容は河出書房新社から1996年に『愛を伴わぬ性と生殖拒否の性』という書名で出版されていた。「発禁」など事実上なかったのだ。 日本兵の戦地で性的暴虐を告発する人物として、山本直英氏が紹介されているが、この人も共産主義系の性の解放をうたう学者の一人なので、あまり中立的な、事実に即したことを言う人とは思えない。 さらに本書で高橋氏は死刑反対まで述べており、きれいに役が揃った左翼の本という形になっている。 もっとも、内容がまるっきりでたらめというわけではない。読んで面白い本ではあるが、著者の思想的バイアスには注意しましょうという話。
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[ 内容 ] 快楽殺人犯、ストーカー、放火魔…。 まわりの誰にも気づかれずに、次々と異常犯罪を繰り返す「サイコパス」が増えている。 巧妙にウソをつき、欲望のおもむくままに凶悪犯罪へと走る彼ら。 その“心の闇”に何が潜むのか、気鋭の犯罪精神医学者が探る。 [ 目次 ] プロローグ 犯罪に溺れる人格―「サイコパス」とは何か 1章 無差別殺人の深淵―開封された邪悪な欲望 2章 人を陥れる“捕食者”の罠―演技する顔、ウソをつく舌 3章 放火魔、電話魔…―「モノマニー」の犯罪心理 4章 もう一人の私が「殺せ」と…―トラウマと多重人格 5章 狙われやすい人がいる…―カルトとマインドコントロール 6章 歪んでしまったナルシスト―ストーカーという愛し方 エピローグ 異常犯罪からの回避―どうサイコパスを見わけるか [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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サイコパスについて、不幸にも実際に起きてしまった事件を例に語る一冊。 一見同じ狂人に見えても分類化すると大変複雑で面白い。 一体どうしてサイコパスになるのか、遺伝?環境? 答えが出るのはまだまだ先のお話のようですが、きっと読んでおいて損はありません。 サイコパスとの上手い...
サイコパスについて、不幸にも実際に起きてしまった事件を例に語る一冊。 一見同じ狂人に見えても分類化すると大変複雑で面白い。 一体どうしてサイコパスになるのか、遺伝?環境? 答えが出るのはまだまだ先のお話のようですが、きっと読んでおいて損はありません。 サイコパスとの上手い付き合い方や犯罪予防、更には子育てに役立つこと請け合いです。
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本書は、日本でおきたさまざまな事例を紹介しながらサイコパスについて平易かつ正確に考察し記述しており、新書判ではあるものの必読の書といって良いでしょう。 本書に書かれるさまざまなサイコパスの事例を読むと、現実の身の回りやインターネット、グリーやミクシィといった携帯サイトなどにも、...
本書は、日本でおきたさまざまな事例を紹介しながらサイコパスについて平易かつ正確に考察し記述しており、新書判ではあるものの必読の書といって良いでしょう。 本書に書かれるさまざまなサイコパスの事例を読むと、現実の身の回りやインターネット、グリーやミクシィといった携帯サイトなどにも、該当するようなケースが少なくないことを再確認させてくれます。 必読の一書です。 オススメ度 ☆☆☆☆☆ 5つです。 著者はJDCC(日本脱カルト教会)の前身であるJSCPR(日本脱カルト研究会代表理事)の創立に動き創立後は代表理事を務めました。 オウム事件や酒鬼薔薇事件のときにテレビなどでコメントしていたのを記憶している人もいるでしょう。 先年亡くなられましたが、専攻は「比較宗教病理」、専門は精神病理学、社会精神医学、宗教精神病理、司法精神医学。 ・・・・・・・・・・ 高橋 紳吾『サイコパスという名の怖い人々—あなたの隣りにもいる仮面をかぶった異常人格者の素顔とは』 (KAWADE夢新書) 208ページ 出版社: 河出書房新社 (1999/12/01) [内容](「BOOK」データベースより) 快楽殺人犯、ストーカー、放火魔…。まわりの誰にも気づかれずに、次々と異常犯罪を繰り返す「サイコパス」が増えている。巧妙にウソをつき、欲望のおもむくままに凶悪犯罪へと走る彼ら。その“心の闇”に何が潜むのか、気鋭の犯罪精神医学者が探る。 [目次] プロローグ 犯罪に溺れる人格—「サイコパス」とは何か 1章 無差別殺人の深淵—開封された邪悪な欲望 2章 人を陥れる“捕食者”の罠—演技する顔、ウソをつく舌 3章 放火魔、電話魔…—「モノマニー」の犯罪心理 4章 もう一人の私が「殺せ」と…—トラウマと多重人格 5章 狙われやすい人がいる…—カルトとマインドコントロール 6章 歪んでしまったナルシスト—ストーカーという愛し方 エピローグ 異常犯罪からの回避—どうサイコパスを見わけるか
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