1,800円以上の注文で送料無料

南へ の商品レビュー

3

3件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    2

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2023/09/09

高原剛一郎師の動画で「めちゃくちゃ面白い」と紹介されていた本。冒険もので、南極探検を描く。サードパーソン現象なる奇跡。探検隊以外に誰かが導いていたと、隊員全員体験し彷徨していたとの事。その第三者によって助けられたという奇跡が最後に説明されているらしい。 読了。まったく面白くなか...

高原剛一郎師の動画で「めちゃくちゃ面白い」と紹介されていた本。冒険もので、南極探検を描く。サードパーソン現象なる奇跡。探検隊以外に誰かが導いていたと、隊員全員体験し彷徨していたとの事。その第三者によって助けられたという奇跡が最後に説明されているらしい。 読了。まったく面白くなかった。上記の第三者云々の記述はほんの3行のみ。それゆえ星一つとした。 実は「エンデュアランス号漂流記」にはほかに2冊あるらしく、高原氏がどの版を読んだのか不明。本書は完訳として、色々記録されているらしい。 詳細のメモを記録して書き写したとのことなので、記録の意味では細大漏らさず良い記述なのだろうが、読み物としては実に退屈。

Posted byブクログ

2012/07/27

アーネスト・シャクルトンによる、例の南極探検の記録。 全員生還のシャクルトン隊の記録のほかに、別働隊としてロス海の方から補給点設営を任務とした一隊=オーロラ号乗船隊の顛末も記録から拾い出してある。 (これ以前の『エンデュアランス号漂流』は抄訳であり、オーロラ号の部分はカットされて...

アーネスト・シャクルトンによる、例の南極探検の記録。 全員生還のシャクルトン隊の記録のほかに、別働隊としてロス海の方から補給点設営を任務とした一隊=オーロラ号乗船隊の顛末も記録から拾い出してある。 (これ以前の『エンデュアランス号漂流』は抄訳であり、オーロラ号の部分はカットされていると訳者あとがきにあった)  『大漂流』で大体の流れがわかっているからいいんだけど、初めてこれを読む人にはちょっとばかりわかりにくいかも・・・。概要を知っていてなお完訳を読みたい人向けですね。淡々とした記録が苦手な人には厳しいかも。淡々としているからこそ、面白いともいえるんですが。  南極の地図や写真でのフォローがほとんどないのと(ネットでみても南極大陸の地図は大きすぎて、地形の解説までのフォローはないもんね)隊員の日誌をところどころ引用した記述が、日付を行ったり来たりするからわかりにくい。 航海、船の用語の補注もほしいなあ。何度も頁を戻って読みました。そこんとこで★4つまで。 そんなわけで、今度は写真資料豊富な本を探してトライしたいと思います…。

Posted byブクログ

2011/07/15

少し遅いですが、冬寒いときにお勧めです。アポロ13の南極版?「輝かしい失敗」というべきでしょうか。一人の死亡者もなく、全員生還できたのは奇跡。船名のENDURANCE(忍耐)は、偶然ながら、あきらめない気もちの大切さを学びました。

Posted byブクログ