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ドナウ・ヨーロッパ史 の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2020/01/18

ほぼオーストリア・ハンガリー二重帝国の領域に相当する地域の通史。各章とも全体の概観を述べた後に、詳細に分け入っていくので理解しやすい。諸国の成立、諸王朝による同君連合の形成、ハプスブルク家の拡大とオスマン朝の進出、ハプスブルク君主国の確立と崩壊、中小の別々の国としての歩み、さらに...

ほぼオーストリア・ハンガリー二重帝国の領域に相当する地域の通史。各章とも全体の概観を述べた後に、詳細に分け入っていくので理解しやすい。諸国の成立、諸王朝による同君連合の形成、ハプスブルク家の拡大とオスマン朝の進出、ハプスブルク君主国の確立と崩壊、中小の別々の国としての歩み、さらに東西両陣営の境目の地域となった歴史、冷戦終結とあらたな模索……激動と呼ぶに相応しいその歴史はやはり興味深い。この地域を取り巻く諸国を扱った同シリーズの別の巻を併せて読むとより理解が深まる。

Posted byブクログ

2014/11/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 本書は、このドナウ川に面した、あるいはそれに密接に関連した地域の歴史を「ドナウ・ヨーロッパ史」として記述するものである。 この地域の歴史は、オーストリア史、ハプスブルク帝国史、チェコ史、スロヴァキア史、ハンガリー史などで積み上げられてきている。 それらの成果をいかして通史としてまとめている。 [ 目次 ] 序章 ドナウ川の繋ぐ世界 第1章 ドナウ・ヨーロッパの形成 第2章 繁栄と危機 第3章 ハプスブルクとオスマン 第4章 ハプスブルク家支配の確立 第5章 「長い十九世紀」の分水嶺 第6章 二重制の時代 第7章 第一次世界大戦と国民国家の形成 第8章 第二次世界大戦と民主主義 第9章 冷戦の時代 第10章 新しいドナウ地域 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted byブクログ

2010/09/22

ドナウ川沿いの各国の歴史。 オーストリアはちょっと毛色が違う。くらいに思っていたらやっぱりそれぞれに違うんだな当たり前だけど。 だんだん繋がってきた。

Posted byブクログ