ゾマホンのほん の商品レビュー

ゾマホン・ルフィン(著者)

2017/02/12

　作品解説：『ここがヘンだよ日本人』という番組に出演していた、あの「ゾマホン」の著書。子どもの様に純粋な気持ちをいつまでも忘れないゾマホンが、自分の「夢」や「考え」、そして「日本人としての在り方」を、直球で投げかけるエッセイ（のようなもの）。

　日本人よりもしっかりとした日本人を考えているゾマホン。貧しい生活をしてきた彼だからこそ想う在り方。ちょっぴり自我の強いところもあるけど、裏の無いストレートな言葉は今の日本人にとって痛いかもしれない。テリー伊藤との対談もあるよ。

2016/07/28

アフリカのベナン出身のゾマホンさん。

「ここが変だよ日本人」に出演して有名になった人ですね。

TVはほぼ見てrなかったので詳しいプロフィールは知らなかったのだけれど、日本に留学して上智大学の大学院で博士課程をとっていて、５ヶ国語話せる言語力に優れているということに関心しました。

ベナンの人が来日した際には通訳をこなしたり、祖国の小学校や病院に援助をしたりとえらいなぁと。
卒業したら祖国に帰り学校を作りたいという彼。
もう卒業しているだろう現在、それはかなえられたのだろうか。

2014/07/27

日本人の忘れた心を思い出させてくれました。
便利な社会に溺れて努力することを忘れているように思います。
まだまだ精進が足りませんσ^_^;

2014/06/07

小学校にあった薪背負って本読んでいた人ってこんな感じだったんだろうなって、著者には今の日本人より二宮尊徳が身近に感じられるはず。こういう人は最も原始的な今日の生活的不幸なところでしか生まれないので、ベナンの貧しさが迫ってくる。いくら説明されてもこれほど国や民族を大事にする自己犠牲って言うのか使命感みたいなものは、今の日本では生まれない。
著者の日本語の話し方は独特でいつも興奮し叫んでいる。なぜ彼はいつも叫んでいるのかやっと分かった。「日本人は幸せ。だよね？平和で安全な日本が幸せじゃなきゃ、私の活動が虚しくなるよ。頼むから幸せと言ってくれ。」これまでの価値観も揺らぐほどに日本人の顔は生気がないと見えるのだろうか。と言うと貞操守る童貞の恋愛観みたいでロマンチックすぎるので止めておこう。

2012/01/09

「ここが変だよ日本人」という番組でおなじみのゾマホン。この本の印税は全てベナンでの学校設立の資金となる。ゾマホンの生い立ちが描かれている。以前、慶応大学の学祭でゾマホンの講演を聞きに行ったが、すごい人気であった。

2011/07/23

水道橋博士が勧めてたから読んでみたけど面白くない。
ゾマホンの志は素晴らしいが考え方がちょっと途上国すぎる。
ベナンも良くも悪くも日本のようになる可能性があるのにね。

2012/05/21

テレビで見たことのあるゾマホンsanの本。この本に出会うまで、「ベナン共和国」という国の存在すら知りませんでした。ゾマホンsanの少年時代、お金が無くて食事は「水」、親戚の車の室内灯を利用して猛勉強。。全て愛する祖国発展のため。頭が下がります☆

2010/06/10

☆目的
①ゾマホンがどんなか、詳しく知りたかった。
②ベナンという国について、理解を深めたかったから。

☆感想
時間軸にそって、ゾマホンの生い立ちとベナンについて、詳しく且つ、わかりやすく書かれているので、読みやすかった。

・インプット
①ベナンに関する知識、アフリカ人の生活について、理解が深まった。

②ゾマホンについて、理解が深まった。これから、始まる南アフリカＷＣに向けて、いい知識が得られた。

・アウトプット
①「人生そんなに甘くない」と自分に言い聞かせて、日々精進しなければならないと、改めて思った。

②政治について、日本人がどれだけ、無頓着化を感じた。選挙権を得てたので、政治に関して、積極的に理解を深め、自分の意見を持つ。

2010/06/07

昨晩読んだ本。
ゾマホン、最近見ないな。
というかテレビをあんまり見ていないから出ているかでいないか分からないのだけど。
僕が最後に見たのはあいのりかな。

そこでの印象と同じく、頭が固いなぁという印象を受ける。
ただ、確かに今の日本に対しての危機感は自分も感じる。
希薄な関係と個人主義、教育としつけ、歴史と伝統。
欧米化に対してはそれほど問題とは思えないけど、日本の将来が心配。
かといって自分が行動起こすわけでもなく、なぁなぁな状態で時を過ごしてしまっている。

誰か世の中を良い方向に引っ張っていってくれないかな、なんて依存的な考えをしてしまう。でも、ニュースとか見ていると、そんな人が多い気がする。こんなときに独裁者が出てきやすいのかな。最初はヒーローに見えて洗脳されていく。こわいこわい。

2010/04/01

ゾマホンはとても人間らしいと思った。日本人はもう少し以前の生き方に戻した方がいいと思っている人は多いと思う。このことを代弁してくれたゾマホンに感謝。中学生くらいの子供に読ませたら、いろいろ感じてくれるのでは、と思った。