家族狂 の商品レビュー
ワリと大雑把なような…
ワリと大雑把なような小説家の主人公でしたが、幽霊の家族が出てきた頃(まぁ、最初っからですが)から、段々周りが異様であった事が表面化されて来ます。あくまでも普通だった主人公でした。でも…。結末に流れ着く前の小説家のある意味当然の行動は、読み手を充分に驚かせてくれる事、必至だと思いま...
ワリと大雑把なような小説家の主人公でしたが、幽霊の家族が出てきた頃(まぁ、最初っからですが)から、段々周りが異様であった事が表面化されて来ます。あくまでも普通だった主人公でした。でも…。結末に流れ着く前の小説家のある意味当然の行動は、読み手を充分に驚かせてくれる事、必至だと思います。
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ストーリーはいまいち…
ストーリーはいまいちであるが、ストーカーの女の書いた手紙が異常にリアルというか、あまりにも怖かったのが非常にインパクト強い。
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小説家の俺の家に、突…
小説家の俺の家に、突然家族の幽霊が住み着く。ギャグとしか思えない軽い文体で気楽に読んでいたら、途中のどんでん返しから断然怖くなってきた。侮れない。
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ストーリーの設定自体…
ストーリーの設定自体が強引で無理があるのですが、ラストはテンポ良くミステリーらしくなっていました。主人公の魅力が今一つ伝わってきませんでした。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1991年ら、テレビアニメ化もされた『ゴクドーくん漫遊記』シリーズ他ライトノベルで、2000年代からは主に自虐的エッセイで活躍する中村うさぎさんの、これは1997年に発表された、初の一般向け小説。 主人公であるハードボイルド作家・北村の一人称の語りがコミカルだし、北村が暮らす部屋に出没する幽霊家族がコミカルなので、完全に油断して読んでました。 ジェットコースターが、急落下するように、突然にサイコスリラーになります。 一応、『ミザリー』的な熱狂的ファンが怖い、という1990年型サイコスリラーを型枠とはしていますが、最終的には『サイコ』『何がジェーンに起ったか?』を思い出してしまうような1960年代志向のサイコスリラーになっていたのが、自分好みです。 中村さんは、同じ1997年に発表されたエッセイ『女殺借金地獄』が当たって、ライトノベルからエッセイ中心に執筆するようになるようですが、この『家族狂』の方が当たっていたら、エンタメ小説作家としていたかもしれませんね。
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面白くて、怖くて、可愛い。 家族ってシステム自体強制的なもので実は狂っているんじゃないかと思ってしまいます。でも単純に楽しみながら読めたなあ。
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こわい。こわすぎる。 最初が入っていきやすいコメディタッチなのも更に怖さを増してる。気がする。 思い込んでしまったら本人にはもうそれが事実になるということ、おそろしい。
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帯にあった「サイコホラー」の文字に惹かれてこの本を手に取った。最初は全くホラーな感じもせず、むしろギャグなんじゃないか、と思われるほど陽気な明るい印象を受けた。 しかし、最後にどんでん返しと言うか、ありきたりな言葉で表すと、「とにかく驚くの連続」だった。色々な意味で怖かった。
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うさぎちゃんってこういう小説を書くのね。ちょっと意外。 単純に楽しめた。 あとがきはうさぎちゃんらしくてなんだかいいな。
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借りた本 今までエッセーしか読んだ事無かったから 半信半疑で読んだら色々凄くて 最後まで展開がわかんなかった でもあとがきの生首が好きって話しがまた怖かったー
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