ロストボーイ の商品レビュー
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「ぼくは太陽から顔をそむけた。涙がひとすじ、ほおをつたって落ちた。」 母親との関係があまりにもうまくいっていないことを、恥ずかしく思ったのか、または、そのことを悔しく思ったのか、悲しく思ったのか・・・ 「母さんの言葉が頭の中に響きわたっていた。『ぜったいにお前を逃すもんか。ぜったいに!』」 「母さんはもう一度抱きしめてくれた『幸せな人生を送りなさい。』」 一つ目の文からも分かる通り、やはり母親は彼のことをひどく憎んでいるようだ。なのに、時々垣間見せる彼への愛情は一体どんな意味が含まれているのだろう。 「空想は夢に過ぎず、現実こそが生きることなのだ。」空想や夢というのは、スーパーマンや父親の事ですよね~。”ヒーロー”は実際には夢のように都合よく助けになんか来てくれない、そんな彼の経験則からはじき出された思いが伝わってくる一文ですね~。ただ、悵然とした感じがなく、極めて前向きな感じがいいっすね。
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この本んは母親からずっと虐待をうけていた子供の話です。 前に1度読んだんですがあまりにひどくて最後まで読めませんでした。 今回は最後まで読んでいろいろ疑問に思いました。 特に最後の方に「母が抱いていた秘密を知って、自分のいきるている 人生がいっそう大事なものに思えてきた。」と書...
この本んは母親からずっと虐待をうけていた子供の話です。 前に1度読んだんですがあまりにひどくて最後まで読めませんでした。 今回は最後まで読んでいろいろ疑問に思いました。 特に最後の方に「母が抱いていた秘密を知って、自分のいきるている 人生がいっそう大事なものに思えてきた。」と書かれていたが、 秘密って何だろう?って思いました。 もし時間があるのならぜひ読んでほしい本だと私は思います。
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〜少年期〜 「"It"と呼ばれた子」に続くデイヴの少年期を描いた本。 アメリカで実際に起こった幼児虐待の被害者デイヴが、母親の元を離れフォスターハウスで暮らす中、決して消すことのできない過去に戸惑いながら道に迷いながら、里親たちの愛情に触れ成長していく姿が...
〜少年期〜 「"It"と呼ばれた子」に続くデイヴの少年期を描いた本。 アメリカで実際に起こった幼児虐待の被害者デイヴが、母親の元を離れフォスターハウスで暮らす中、決して消すことのできない過去に戸惑いながら道に迷いながら、里親たちの愛情に触れ成長していく姿が記録されています。 過去、偏見、家族、友情、将来・・・色々な問題を抱えながらも、一歩ずつ自分の道を切り開いていくデイヴがいました。
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