氷の家 の商品レビュー

ミネット・ウォルターズ(著者),成川裕子(訳者)

CWA最優秀新人賞受…

[文庫ＯＦＦ]

CWA最優秀新人賞受賞作を受賞したウォルターズのデビュー作。1作目からこれだけのものを書けるのだからすごい。

デビュー作でこの力量…

[文庫ＯＦＦ]

デビュー作でこの力量はすごい。かつて当主が失踪したといわれる屋敷で、胴体を食い荒らされた死体が見つかる。これは一体誰の死体？見事なストーリー展開と巧みな人物描写で一躍ミステリの女王となったミネットウォルターズだけにページを捲る手が止められない。ここまで面白いとトリックなんて二の次。一流のミステリはトリックじゃなくてストーリーの面白さなのだとつくづく感じさせる逸品。

英国推理作家協会最優…

[文庫ＯＦＦ]

英国推理作家協会最優秀新人賞を受賞した作品。氷室の中で見つかった無惨な死体の謎を描く。

『女彫刻家』が面白か…

[文庫ＯＦＦ]

『女彫刻家』が面白かったので、読んでみました。デビュー作ですが、『女彫刻家』に劣らない内容。著者の力量を感じました。

本を読んでいるうちに…

[文庫ＯＦＦ]

本を読んでいるうちに、3人の魔女の正体が明らかに・・・

2024/10/25

読書の秋ですね(*´艸`)

うーん読みにくい... 全然読み進められずこのペースだと読み終えるのに世紀跨ぐ気がしたので、近くのカフェに入り浸り作戦
コーヒー1杯とシュークリームで数時間ねばる私 怪訝そうな眼差しでわざとらしく灰皿交換してくる店員(実際はめっちゃ笑顔神対応 好き)との心理戦を勝ち抜き読破

ある小さな館の氷室(文字通り氷を保管する内部がどえらく寒いらしい暗室)にて身元不明のぐちゃドロ遺体が発見される
その館に住む三人の魔女
...なんで女が三人ってだけで不穏極まりない雰囲気纏っちゃうのだろう
『〇〇と三人の女』
『三人の女と〇〇 』
『くまのプーさんと三人の女 』
あぁ平和の象徴が意図も簡単に不貞黄熊へ

（´ρ｀*）ｺﾎﾝ
全体像は単純で
氷室の死体誰だろう 行方不明になってる館の主人じゃなかろうか じゃあ女主人怪しかろうて 隠遁生活してる魔女三人で...ｺｿｺｿ
とまぁ田舎町らしさ全開の陰湿さ、湿度高めの空気感が流れている よく分からないが第二の殺人が起きたとしても何ら不思議では無い

うーん。。。少々のロマンス仕様が受け止めきれず... 勿論日々の忙しさのせいもあるのだが、典型的な、少し古めの三流海外ミステリー読んでいる感覚に陥り抜けれず本当に読み進められなかった
登場人物一覧をガン無視した「ワイもおるで」とキメ顔してくる人物の後出しの多さに脳内社畜のキャパをオーバーさせながら読了 灰皿はパンパンである

真相解明に近付くも、確信は漂わせたままはっきりとせずジワジワ進むのに最終的に苛立ちを感じてしまった
これはただ単にカルシウムが足りないだけだと思うのでコーヒーにミルクを追加するべきだとこの日の私に助言してあげたい

とは言え、後書きと解説が著者の長所をゴリ押ししてくれていたので今後他の作品でリベンジしようと思う
灰皿交換させない事が目標

2021/01/06

かつて当主が失踪したといわれる屋敷で胴体を食い荒らさらた死体が見つかる。誰の死体なのか？見事なストーリー展開と巧みな人物描写。このデビュー作で一躍女王となったミネットウォルターズだけにページをめくる手を止めさせない。ここまで面白いともうトリックなどどうでも良い。ミステリも小説であるからには、一流であるためにはトリックよりも小説としての面白さなのだとつくづく思わせる逸品。

2019/09/14

なんでしょうか？
単なる謎解きと思えば、意外性もあってそれなりに面白い。

ただ、事件の背景や原因となる事があまりにおぞましい。イギリスの田舎町ってこんな感じなのかと絶句する。日本の村八分とあまり変わらないというか、もっと陰湿かも。

あまりカタルシスのないお話でした。

2018/02/07

出来事が次から次、面白かった。
これが彼女のデビュー長編とはびっくり。
彼女の他のミステリーも極上です。

2018/01/16

ネットで見かけて。

「フレッド・フィリプスが走ってる」
すごい始まりだ。
思わせぶりなところはなにも無く、ただ事実を述べているだけなのに、
それがわざわざ語られなければならないところに、インパクトがある。
あっという間に作品に引き込まれる。

行方不明者と身元不明死体。
田舎の村とスキャンダル。
守るべき秘密と明かされるべき感情。
それは面白くならないはずがない。

結局語られなかった、
主席警部と部長刑事の過去の関係性が気になり過ぎる嫌いはあったが、
ミステリーとしては面白かった。
恋愛ものとしては、どうかな。