いかにして問題をとくか の商品レビュー
20年前に勧めらつつよまなかった本をついに!そして、今さら読んでもただ読みにくいだけて役に立たないことに気づく。 中身はすごい良いこと言ってる。表紙裏のまとめは頭に叩き込みたい。ただ読み物としては読みにくさが際立つ、改訂すればいいのに
Posted by
<情報学部 2年 S> 企画コーナー「わたしの本棚」(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。 展示期間中の貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間: 2013/4/16-5/31まで】 湘南OPAC : http://sopac.lib.bunk...
<情報学部 2年 S> 企画コーナー「わたしの本棚」(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。 展示期間中の貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間: 2013/4/16-5/31まで】 湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1303582 -------------------- <情報学部 2年 S> 企画コーナー「成長する本棚」(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。 貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間:2012/11/26-12/25まで】
Posted by
約1年間積ん読。いまのプロジェクトの問題解決にいかせそうと思い読書開始。 8/23/'14 ようやく読了。 問題をどう理解し、解いていくかを数学を使ってしっかりと解説している古典的良書。 中には”無意識”による解決法といった意外な方法論にも触れられており、けっして退屈...
約1年間積ん読。いまのプロジェクトの問題解決にいかせそうと思い読書開始。 8/23/'14 ようやく読了。 問題をどう理解し、解いていくかを数学を使ってしっかりと解説している古典的良書。 中には”無意識”による解決法といった意外な方法論にも触れられており、けっして退屈な内容ではない。 本書に書かれたエッセンスをマスターすれば、あらゆる問題解決に応用ができそう。
Posted by
まさに名著と呼ぶのがふさわしい本ですね。 私が買ったものは2010/2/15 第11版第36刷でした。 この本は、高校1年生位の数学の題材をもちいて、問題のときかたを解説している本です。 それも、個々の問題の解き方ではなく、メタな解き方を伝え、それをいくつかの例題で鮮やか...
まさに名著と呼ぶのがふさわしい本ですね。 私が買ったものは2010/2/15 第11版第36刷でした。 この本は、高校1年生位の数学の題材をもちいて、問題のときかたを解説している本です。 それも、個々の問題の解き方ではなく、メタな解き方を伝え、それをいくつかの例題で鮮やかに実践して見せるという形をとっています。 したがって、数学の本ではあるのですが、ソフトウェア技術者が読んで大いに参考になる本と思います。 ★★★ 前半を読んでいたときには「解のある問題」の解き方なのかと思ったのですが、読み進めるうちに、そうではなくおよそ世の中に存在するすべての問題への適切なアプローチ方法が書かれているのだということに気がつきました。 また、この本に書かれている例題がどれも適切で面白いものが揃っていて読んでいて楽しかったです。たとえば、 0から9までの数字を一度ずつつかって、全体の和が100になるような数を書け。 と言う問題。 要は、 19+28+30+7+6+5+4 = 99 という感じで10この数値をダブらず全て使用して合計を100にすると言う問題です。 この問題には、答えがない(つまりはそういった式はありえない)のですが、今度は、「ありえない」という点を証明するわけです。 そして、解き方だけでなく、解かせ方、すなわち行き詰まった生徒にどのようなアドバイスをしていくかについて懇切丁寧に書かれています。 素晴らしい本です。是非お読みください。 表紙のデザインも素敵!(原著の表紙とは違うデザインですが、こちらの方が好みだなー)
Posted by
表紙裏の見開きのリストがほとんど全て。 本文はかなり数学寄りのテクニックが出てくる。 持ち上げる人たちはビジネスに応用するつもりなのだろうが、数学で使う用語とは異なる、手前勝手に捻じ曲げた定義で応用していないか。 純粋な応用が出来そうなのはプログラム開発くらいだと思うが。
Posted by
「いかにして問題をとくか」 「問題を理解する⇒計画を立てる⇒計画を実行する⇒ふり返る」 このアプローチは問題=数学の問題であれば、最善の手段となります。しかし問題=数学以外の世界で直面する問題であっても、このアプローチは意味を持ちます。この大切なことを著者G・ポリアは数学...
「いかにして問題をとくか」 「問題を理解する⇒計画を立てる⇒計画を実行する⇒ふり返る」 このアプローチは問題=数学の問題であれば、最善の手段となります。しかし問題=数学以外の世界で直面する問題であっても、このアプローチは意味を持ちます。この大切なことを著者G・ポリアは数学を題材として述べているのではないかと思います。 しかしここでは特に数学というアカデミックな分野に絞っての私の感想を述べたいと思います。私は今でも数学が得意ではありません。社会に存在するあらゆる分野、経済や生物、金融など、に数学や数字が役に立ち、数学の論理が生きているとはいえ、なかなかアカデミックからオープンな数学に気持ちを持っていけないのです。またオープンからアカデミックに気持ちを持っていくのも難しいです。 そんな私にとって第1部が非常に印象的でした。学生として数学に臨んできた人生を振り返りながら、この第1部を読むと色々考えることが出来ます。そして私はこの第一部を理解することで初めて第2部に進めることが出来たと思います。 「いかにしてアカデミックな問題をとく(数学)」から「いかにしてオープンで普遍的な問題をとく(仕事、生き方etc)」へ。その大切さに気づけます。
Posted by
昭和29年に初版が出て、11も版を重ねる名著。元々はアメリカの大学の教授が数学教師や学生に向けて書いたものですが、問題解決へのアプローチがビジネスにも応用できるということで、NHKで採り上げられました。数学の得意な人が、問題を解くときに頭の中で考えていることを文章にするとこんな感...
昭和29年に初版が出て、11も版を重ねる名著。元々はアメリカの大学の教授が数学教師や学生に向けて書いたものですが、問題解決へのアプローチがビジネスにも応用できるということで、NHKで採り上げられました。数学の得意な人が、問題を解くときに頭の中で考えていることを文章にするとこんな感じかなぁと思います。 レトロな表紙は個人的には好きですが、訳語のレベルはかなり低いと言えます。誤字脱字、表現の不統一などもかなり目につきます。間もなく「実践活用編」が発売になるそうなので、これから読む人はそちらを待つのもいいかと思います。
Posted by
いつ頃からか、大抵の書店で目に付くようになった。なるほど、実践的でかつ教育心にあふれる良書だ。 ひたすらに、問題(主に数学的なもの)を解く際の、心構えや方針のとり方を、これでもかというくらい親切に書いてある。ここに書いてあるとおりにやっていけば、レベルにも依るが大概の問題は解ける...
いつ頃からか、大抵の書店で目に付くようになった。なるほど、実践的でかつ教育心にあふれる良書だ。 ひたすらに、問題(主に数学的なもの)を解く際の、心構えや方針のとり方を、これでもかというくらい親切に書いてある。ここに書いてあるとおりにやっていけば、レベルにも依るが大概の問題は解けるようになるだろう。実際、自分で問題を解くときに(半ば無意識的に)やっていることばかりだった。 本書は、教育する側こそ読むべき内容だ。できるだけ早いうちから、生徒たちにこういった授業を行なっていけば、かなりのレベルに達するし、数学アレルギーというものも緩和されるんじゃないだろうか。 正直、私にはちょっと冗長すぎたし、今ひとつ得るものがなかった。問題理解にしろ補助問題、解答計画にしろ、学校の勉強の中で問題を解きながら学んできたことばかり。まぁ答えがあるという前提のなかで、できること(学んだこと)を落ち着いてやっていけば必ず辿りつけるという安心感あってのものではあったが。でも、しんどいながらもたくさん問題を解いてきたという経験はやはり最重要だった。 とはいえ、一読の価値は十分にある良書だろう。
Posted by
数学の初学者が問題を解くにあたって、何に留意するべきかをまとめた一冊です。初版が出版されてから、すでに半世紀以上たっていますが、現在もなお古典の名著として評価され、昨年にはNHKでも取り上げられたそうです。 たんに数学の解説書として読むのではなく、ビジネスの場において眼前に現れた...
数学の初学者が問題を解くにあたって、何に留意するべきかをまとめた一冊です。初版が出版されてから、すでに半世紀以上たっていますが、現在もなお古典の名著として評価され、昨年にはNHKでも取り上げられたそうです。 たんに数学の解説書として読むのではなく、ビジネスの場において眼前に現れた様々な問題を、どのようにして解決するかのヒントにもなりますし、むしろそのように読んでいくほうが私たちのためになるのではないでしょうか。 とりあげられている問題は、理数系の高校で出題されるような、幾何や代数の問題が多く、具体的な値や式を求める「決定問題」と、与えられた命題が正しいことを示す「証明問題」に分けられます。 いずれの問題も、 (1)まず問題を理解し、所与の条件、前提、定義と求めるべき未知のものが何であるかを明確にする。 (2)解答の方針を検討し、既知の問題に類推させたり、より簡単な問題に分割したりできないかを考える。 (3)検討した方針に沿って解答する。 (4)求まった解答を一般化、あるいは特殊化するなどして、正しいかどうかを検討(見直し)する。 といった流れで解を求めることができます。 実際のビジネスにあっても、問題の全貌がつかめなかったり大きすぎたりして立ちすくんでしまうことは少なくありません。まず何がわかっていて何をしなければならないのか(問題を理解する)、どこから手を付けていけばいいのか(解答の方針を検討する)、といった手順を踏まないでいきなり手を動かそうとしてしまうため、方向も距離感も失ってしまう、というのはよくあります。 (こうなったときは、ひとりで悩まず上司に相談、叱られながら手順を教えてもらう、というのが定番なのですが。) 数学とビジネスの問題の違いは、前者は(解がない、あるいは命題が偽であることが証明できる、という場合も含めて)解答が必ず存在するのに対し、後者は多くの場合正解のない問題に対して、より適切なもの(場合によっては、あらゆる選択肢が不適切だが、より不適切の度合いが小さいもの)を選ばないといけないということがあげられます。 また、数学の問題はすべての場面において論理的ですが、現実社会の問題は非論理的、あるいは感情的な要素が多分に含まれ、論理的に適切な解でも実行できないということもありえます。そういった困難はありますが、私たちが日常で直面する問題への取り組み方として、数学的アプローチは十分に意味があると考えます。 数学的アプローチの「計画→実行→見直し」。どこかで見た話だと思いましたが、いわゆるPDCサイクルそのもの。そう考えると、差異はあれど、日常の問題で数学的アプローチを使わない理由がないと思えてきます。
Posted by
良書だか、読みづらいのが難点。反芻して何回も読んで、自然と出来るようになりたい。と思うけど、やっぱり読み辛い…
Posted by