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さむけ の商品レビュー

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17件のお客様レビュー

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9人の作家によるホラ…

9人の作家によるホラーアンソロジーです。ホラーと言うだけあって、グロテスクな内容が多く、読んでるとちょっと気持ち悪~くなります。でも、同じホラーアンソロジーの「舌づけ」よりかは良かったです。特に印象に残っているのは、高橋克彦さんの「さむけ」です。殺人願望を持つ、小説家志望の男が引...

9人の作家によるホラーアンソロジーです。ホラーと言うだけあって、グロテスクな内容が多く、読んでるとちょっと気持ち悪~くなります。でも、同じホラーアンソロジーの「舌づけ」よりかは良かったです。特に印象に残っているのは、高橋克彦さんの「さむけ」です。殺人願望を持つ、小説家志望の男が引き受けた留守番には罠が....。本当に寒気がします。

文庫OFF

普通のことから、すこ…

普通のことから、すこしだけ外れると全然違ったことに出会ってしまう。どれも恐怖です。

文庫OFF

2022/08/27

1999(平成11)年発行、祥伝社の祥伝社文庫。9編。分野としてはホラーだろう。半数ぐらいは超常的な不可解な現象が発生する。どちらかいえば超常的なのが登場しないほうが好みかな。『頼まれた男』ミステリー的短編。人の心の不可解さを扱って月並みといえばそうだろうが、面白い。『厭な子供』...

1999(平成11)年発行、祥伝社の祥伝社文庫。9編。分野としてはホラーだろう。半数ぐらいは超常的な不可解な現象が発生する。どちらかいえば超常的なのが登場しないほうが好みかな。『頼まれた男』ミステリー的短編。人の心の不可解さを扱って月並みといえばそうだろうが、面白い。『厭な子供』このシリーズはほぼ未読で読むのも嫌なのだが、面白い。テンポのせいだろうか。『もののけ街』うーん、後半が急展開過ぎて何がなにやら。『天使の指』宗教物。現実のご利益があるにせよ、悪徳商法とも思える。が、さすがに生贄を取る商法はないか。 収録作:『さむけ』高橋克彦、『厭な子供』京極夏彦、『天使の指』倉阪鬼一郎、『犬の糞』多島斗志之、『火蜥蝪(サラマンドラ)』井上雅彦、『頼まれた男』新津きよみ、『蟷螂の気持ち』山田宗樹、『井戸の中』釣巻礼公、『もののけ街』夢枕獏、 初出誌:『さむけ』(月刊『小説non』1998年10月増刊号)、『厭な子供』(月刊『小説non』1999年2月号)、『天使の指』(月刊『小説non』1999年4月号)、『犬の糞』(月刊『小説non』1993年9月号)、『火蜥蝪』(書下ろし)、『頼まれた男』(月刊『小説non』1997年11月号)、『蟷螂の気持ち』(月刊『小説non』1998年11月号)、『井戸の中』(書下ろし)、『もののけ街』(月刊『小説non』1998年10月増刊号)

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2022/03/31

怖いのかと思ったら気持ちが悪い意味でのさむけ。 今読んでる本に集中力が欠けてきたので読んでみたが自分にはむいてない本だった。

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2021/08/04

暑いからタイトル通りさむけを感じたくて読み始めた。タイトルからの感想を一言で言うと、「特に」。 私の好みがあまり考えることなく読めば答えが出るような作品が好きで。 この短編集も本当に好き嫌いが分かれた。 期待していた分、合わない!苦手と感じたのは京極夏彦さんの【厭な子供】 ...

暑いからタイトル通りさむけを感じたくて読み始めた。タイトルからの感想を一言で言うと、「特に」。 私の好みがあまり考えることなく読めば答えが出るような作品が好きで。 この短編集も本当に好き嫌いが分かれた。 期待していた分、合わない!苦手と感じたのは京極夏彦さんの【厭な子供】 読んでいて早く終わらないかな…と読みすすめる状態だった 逆に好きだったのは山田宗樹さんの【蟷螂の気持ち】何も考えず読むだけで理解出来る感じが好き 本を読みながら別に何か考えたり気になることがあったりしながら本を読む状況が最近多いのもあると思う。集中して読める時ならば感想もまた変わるのかな…

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2018/03/21

後味の悪い作品が多く読者を選ぶ気がした。個人的には「天使の指」と「犬の糞」が好み。ことに、「犬の糞」はどこにでも、また現在でもありそうな話で、それこそ恐怖を感じた。

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2017/11/15

2017年、44冊目は、隙間読書用に買ったが、最近、ジャンルや作家が凝り固まってるので、レギュラー読みしたホラーアンソロジー。9作家、9編収録。今回は、一言コメントを添えて紹介。 高橋克彦『さむけ』ハードボイルド&サスペンス風。そして、一般の方々が考えるホラー的、いわゆるベタな...

2017年、44冊目は、隙間読書用に買ったが、最近、ジャンルや作家が凝り固まってるので、レギュラー読みしたホラーアンソロジー。9作家、9編収録。今回は、一言コメントを添えて紹介。 高橋克彦『さむけ』ハードボイルド&サスペンス風。そして、一般の方々が考えるホラー的、いわゆるベタなオチ。 京極夏彦『厭な子供』さすが京極。短編ながら、大オチで摩り硝子に爪立ててきた。(←当然、比喩です) 倉阪鬼一郎『天使の指』地域コミューンでの邪教&スプラッターもの(❔)。 多島斗志之『犬の糞』さらに狭いコミューンでの不条理もの(❔)。 井上雅彦『火蜥蜴』ダーク、いや、ブラック・ファンタジー的感覚。 新津きよみ『頼まれた男』二時間ドラマ的、男と女の、比較的ベタなサスペンス。ホラー要素は薄い。 山田宗樹『蟷螂の気持ち』タイトルが語っちゃってます。主人公男女の心理差は納得。 釣巻礼公『井戸の中』旧家の因習にまつわるもの。小菅家では、「倍返し」ですか……。すると、ラストに見たモノは……。 夢枕獏『もののけ街』不条理ものと思いきや……。自分は夢オチorダーク・ファンタジーと捉えるかな(❔)。 個人的に、「ハズレ」はないが、「大当り」もない。良く言うと、ヴァラエティーに富んだ、悪く言うと、読者を選ぶ振り幅。という感想。お気に入りは、オチの京極。空気感の倉阪ってトコ。

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2017/08/10

ホラー小説のアンソロジーだが、当然のことながら作者によって趣が異なる。中でも特筆すべきは、倉阪鬼一郎の手による「天使の指」だ。 もうこの一作品だけでも読んでほしい。 ネタバレになるから深く書けないが、自分の夢や願望を叶えてもらうために、とある神社を訪れる主人公の話だ。 この作品...

ホラー小説のアンソロジーだが、当然のことながら作者によって趣が異なる。中でも特筆すべきは、倉阪鬼一郎の手による「天使の指」だ。 もうこの一作品だけでも読んでほしい。 ネタバレになるから深く書けないが、自分の夢や願望を叶えてもらうために、とある神社を訪れる主人公の話だ。 この作品の前では他の作品が霞んで見えてしまうくらいだ。 他にも二、三作品よかったものもある。 だが、タイトルにある「さむけ」を感じさせる作品はその程度で、総じて怖くないし、「これってホラー?」と疑ってしまう作品もある。 有隣堂限定という帯に引かれ、買ったのだが、今やどこの書店でも置いてある。何なんだよ……

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2017/07/27

犬の糞 蟷螂の気持ち は読み終わってスッキリ 他は面白いんだけど、惹き込まれるんだけど、 オチが意味不明 つまらない話は一つもなかったので結構満足

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2017/07/23

5つの寒気のする短編集 …ということになっているけど、 ただグロさが際立ちすぎて、グロさからの気持ち悪さしかない話や、 終わり方が訳の分からないものや… 私には合いませんでした。

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