光は東方より の商品レビュー
小泉八雲が見た明治…
小泉八雲が見た明治の日本の一般風景(庶民の生活、価値観を含めた)を描いた随筆です。また八雲の価値観(亡霊など)が記されています。現代の考え方と明治日本人の考え方の違いに驚きます。 この中で私が好きな短編は、「九州の学生たちと」(当時の学生の価値観を伺いしれます)「生と死の断片」...
小泉八雲が見た明治の日本の一般風景(庶民の生活、価値観を含めた)を描いた随筆です。また八雲の価値観(亡霊など)が記されています。現代の考え方と明治日本人の考え方の違いに驚きます。 この中で私が好きな短編は、「九州の学生たちと」(当時の学生の価値観を伺いしれます)「生と死の断片」(当時の風俗をしることができます)「悲願達成」(明治時代の軍人の価値観)「ある女の日記」(貧しい妻(当時の一般的な家庭と思います)の悲しい話)です。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「小泉八雲著 平川祐弘編」と表紙にあったので、すっごーい☆こんなに流暢な日本語を書いたんだ〜と感心していたら、巻末に訳者一覧があった ( ̄▽ ̄)そうよね。 ま、いいけど。日本が蜻蛉洲と呼ばれているとは知らなんだ。最近あんまり見ない気もするが。
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やっぱり都々逸って良いよね。 基盤の考え方、感じ方は違うのに、日本人の考え方をじっくり見つめてくれた。日本人の特異性、いじらしさ、強さ、弱さ。 まるで頭の中を白日にさらされた気がして落ち着かない、けれど続きを読み進めずにはいられない。
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もう、嵌った。 昔の日本人を冷静に観察していて、そしてその情緒を感じることができる恐るべき人。 内容も深いものが多く、かといって難しすぎず… 日本人とか外国人とか、そんな小さな枠組みを超えた人生を垣間見れる一冊です。
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