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So YOUNG の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2018/12/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ザ・イエロー・モンキーのボーカル、吉井和哉の詩集(歌詞集)ですね。 この詩集の初版刊行が、1999年4月10日。 アルバムでいいますと、 1998年3月4日、7枚目のアルバム、PUNCH DRUNKARD、リリース、 2000年7月26日、8枚目にして、活動休止前のラストアルバム、8(ハチ)、リリース の、丁度その間だなあ、 ということで、なんだか、えらい中途半端な時期の詩集発表だったんでは?という、後追いの感想がでました。この時、イエローモンキー自体は、なんせ活動休止に向かっていた時期?だと思うので、結構シビアな時期だったと、思うんですよね。でも、そんな時に、この詩集は、発表されていたのか~。不思議だ。 本の中で、吉井さんのインタビュー記事もあったりするんですが、そこでの吉井さん、結構、楽しそうに話してる雰囲気な気がするんですよ。バンド、しんどい時期だったんちゃう?とかね、思っちゃうんですが、実際には、どうだったんだろうなあ、、、あ、でも、インタビュー記事とか、おもろいです、凄く。 この時点での、吉井さん自身が、インタビューで答えていた、「吉井和哉、詩の10曲」という記事も、おもろいです。うはあ、この時点で、この10曲がセレクトされていたのかあ~、という。まあ、これは、吉井さんが選んだ10曲ではなくて、この本を刊行したロッキング・オン社の意向&インタビュアーの井上貴子さんの選曲だったようですが。 ①ラヴァーズ・オン・バックストリート ②真珠色の革命時代 ③セカンド・クライ ④遥かな世界 ⑤フォー・シーズンズ ⑥JAM ⑦NAI ⑧球根 ⑨セミシグレ(これのみ、未発表曲) ⑩SO YOUNG ほおおー、その10曲、訊きますか?聞きますか?聴きますか!?って感じの10曲。自分が10曲選ぶのだと、きっと選曲、全然違うんだろうなあ、って思います。吉井さんにインタビューしたかったなあ、自分が、、、とか、しょーもないこと、思いますね。 あと、ページの合間に、吉井さんの自筆?での、曲にはならなかった、未発表の歌詞?というか、なんとなくその時思ったことの走り書き?もいくつか登場するんですが、これがまた、ファン目線としては、めちゃんこ、おもろいですね。こういうのを紹介してくれるの、ホント素敵。 まず、吉井さん、こんな事言ってゴメン、、、ですが、そんなに字が綺麗じゃない、ってのが、おもろい。ゴメンナサイ、めっちゃ失礼ですね、ゴメン。でも、おもろいなあ。 あと、その未発表歌詞?走り書き?が、そうとうぶっ飛んでいる。そら、これ、歌にはできんやろ、っていう、こう、吉井さんのエロさ、ヤンチャさ、怒りっぷり、なんかが炸裂している、ぶっ飛び歌詞。素敵。 だって、詩?詞?の題名?らしきものがついているものでも、 SEXを待っている 僕だけの世界 いんらんでごめんね ぱんち ブランニューシューズ ってな感じで、うわあ、フリーダムだなあ、って感じ。吉井さん、やっぱ最高ですね。 ちなみに「いんらんでごめんね」の歌詞の中には「遠い昔が性感帯よ」って文章があるのですが、うわあ、これ、「BURN」の「思い出だけが性感帯」に、繋がってるんだな!?とか思うと、こう、グッときますね。「BURN」という素晴らしい名曲が生まれるまでにも、色んな試行錯誤の詩作があったのだなあ、とか思うと。 まあ、なにしろ、ザ・イエローモンキーというバンドは素晴らしいですし、吉井和哉という稀有な人物と、リアルタイムに生きている時代を共有できている、というのは、マジで有り難い事です。

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2012/01/27

言葉遊びのような不思議な詞の世界観から、吉井和哉は天才肌でさらっと歌詞を書く人なのかなーと思っていたけど、常に苦悩しながら歌詞を書いていたことがわかって、とても面白かった。 表現の世界にはどこにも同じような壁があるのやなあ。 もう10年以上前の本だから、今はどうなんだろう?? ...

言葉遊びのような不思議な詞の世界観から、吉井和哉は天才肌でさらっと歌詞を書く人なのかなーと思っていたけど、常に苦悩しながら歌詞を書いていたことがわかって、とても面白かった。 表現の世界にはどこにも同じような壁があるのやなあ。 もう10年以上前の本だから、今はどうなんだろう?? 読んでいると、吉井さんの詞の変化がわかって興味深い。 未発表曲のセミシグレを聞いてみたいなー。

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2010/08/31

借本。 あまり歌詞カード等をみないのですが、 こうしてじっくり読んでみると、 言葉遊びたっぷりなのに、気付かされました。

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2009/10/04

数ある吉井本の中で、これが一番好きかな?曲を聴きながら入ってくる言葉とは別に、改めて「読む」言葉は、深く心に響く感じかな。

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2009/10/04

机上本棚常備。憑かれて自動筆記したような手書きの詩。RDまで済ませたけどお蔵入りになった、きっとファンには凄く愛される赤黒い詩。当時の吉井さんが正直に話す会話。装丁の触感も最高。

Posted byブクログ

2009/10/04

歌詞ノートに書きなぐられてある詞がそのまま載っけてあって、すごく生々しさを感じます。お蔵入りした詞も多数掲載されてあります。写真の吉井和哉の笑顔がたまんない。

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