岩波講座 現代の教育(第10巻) の商品レビュー
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1998年刊。大学を中核とする高等教育(専門学校・高専・短大・大学院含む)について、歴史、問題点、現状、改革改善策等を検討。内容は普通で、可もなく不可もなくか。まぁ、教育の公的負担の少ない日本の現状を逆手にとって、私学セクターが最も発達している日本が他の先進国の将来モデルと言うのは苦笑しつつも新奇。ただ、現状での最重要課題と思う大学教育と職業との連続性、接続方法は余り書かれない。議論不要というわけでもなさそうだが、この問題は、分野横断的、あるいは、高等教育の外、中等教育での検討を含むからなのだろうか?
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