『地中海』を読む の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
多くは過去の書評、推薦文の再録である。執筆者は西洋史学者でない人がほとんどだ。個個人がブローデル『地中海』にいかに影響を受けたかを綴っている。 かなりの愛情の量を感じた。 自分としては、グローバルヒストリーを意識しつつ、未だ基礎的文献を読めていないもどかしさがあったのだが、もしかして、この『地中海』を読めばOKなのか? と発見した気持ちでいっぱいになった。 そういうわけで本書はほどほどでおき、本家を読みにかかろうと思う。
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歴史学という学問書なのに、「私は地中海をこよなく愛している」という熱いロマンにあふれた一言で始まる『地中海』。その魅力を余すことなく伝える一冊。時間の三層構造という歴史的な見方・考え方を習得でき、ヨーロッパ とは何かという(学問的に)本質的な問いも得られる。この本に満足いかなかっ...
歴史学という学問書なのに、「私は地中海をこよなく愛している」という熱いロマンにあふれた一言で始まる『地中海』。その魅力を余すことなく伝える一冊。時間の三層構造という歴史的な見方・考え方を習得でき、ヨーロッパ とは何かという(学問的に)本質的な問いも得られる。この本に満足いかなかった方は、ぜひ連絡してください。
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