聖十字旗のもとに(23) の商品レビュー
「いよいよ」に向かって、叔父さんボライソーより周囲の人びとが多く描写されています(なので必然的にオールデーの影が薄い感じ)。久しぶりにあの人も登場。で、改めて気がつきました。このシリーズに登場する人たちの女運のなさというか、奥さんと死別がすごく多い。 まあ、それはともかく。 今回...
「いよいよ」に向かって、叔父さんボライソーより周囲の人びとが多く描写されています(なので必然的にオールデーの影が薄い感じ)。久しぶりにあの人も登場。で、改めて気がつきました。このシリーズに登場する人たちの女運のなさというか、奥さんと死別がすごく多い。 まあ、それはともかく。 今回はアメリカへ。英国海軍の帆船ものを読むまでよく知らなかったけれど、独立戦争以降も英米はしょっちゅう角つきあっていたんですね。 しかし、数巻前から気になっていたのだけれど、登場人物の口調、言葉遣いがときどき変。おかげでその場の人びとの立ち位置が混乱して困りました。翻訳をブラッシュアップする時間がなかったんでしょうか。
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