パイロット・イン・コマンド の商品レビュー
内田幹樹のデビュー作 内田モトキの名はペンネーム。 全日空在職中に書かれた小説で第14回「サントリーミステリー大賞」優秀作品賞を受賞。 作中に登場するB747−400を操縦していただけあって、特にコクピットでの出来事はリアリティたっぷり。 そして、意外にもコクピットとキャビンとの...
内田幹樹のデビュー作 内田モトキの名はペンネーム。 全日空在職中に書かれた小説で第14回「サントリーミステリー大賞」優秀作品賞を受賞。 作中に登場するB747−400を操縦していただけあって、特にコクピットでの出来事はリアリティたっぷり。 そして、意外にもコクピットとキャビンとの温度差(社内での風通しや、運行中のオペレーションに関して)があることなど内部にいてこそ書ける内容が多く、航空会社の気質といったものにも思いをはすことができる。 一連の内田作品を読んでいると、昨年(2008)年公開の映画「ハッピーフライト」の種本だったのでは?と思うことが多い・・・ そういや映画に出てくる航空会社もANAだったよな・・・
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